【“界面活性剤の種類”から選ぶシャンプー】おすすめのアイテムをプロが解説!
店頭にズラリと並ぶシャンプーを選ぶとき、「洗浄成分(界面活性剤)がカギになる」と語るのは、現役美容師であり、ヘア系YouTuberとしても大注目のAYAMARさん。今回はAYAMARさんに、シャンプーの選び方とおすすめのアイテムを教えていただきました! 〈画像〉圧倒的美髪になれる「シャン&トリBEST12」
教えてくれたのは……AYAMARさん
表参道美容室aole代表であり、同サロンのトップスタイリスト。毎月300人以上のお客様を施術する。YouTubeチャンネル『AYAMAR美ヘアチャンネル』は登録者数118万人を突破。ヘアケアブランド【Kaminii(カミニー)】のプロデューサーも務める。
まずは手に取りたい2つの界面活性剤をチェック!
・アミノ酸系界面活性剤 ・ベタイン系界面活性剤 優しさにこだわって選ぶなら、この2種類の界面活性剤に注目を。それぞれの特徴や実際に記載されている成分名、これらを配合した商品を紹介します!
どんな髪質にも!「アミノ酸系界面活性剤」入りシャンプー
髪の90%を占めるケラチンというタンパク質は、18種類のアミノ酸からできています。そんな髪と同じ成分がベースの洗浄成分を使ったアミノ酸系の界面活性剤は、肌に優しい弱酸性で、洗浄力もとてもマイルド。髪や頭皮のダメージを最小限に抑えることができるため、どんな髪質や髪悩み、肌質の人でもコレを使っておけば間違いなしという万能タイプです。 主な成分は、ココイルグルタミン酸やココイルアラニンなどが挙げられます。そのほか、成分表にラウロイル~、ステアロイル~、ミリストイル~と書かれた成分もアミノ酸系です。
たとえばこんなシャンプー
THE PUBLIC ORGANIC スーパーシャイニー シャインモイスト シャンプー 480ml / ¥1738 “天然のシリコン”と呼ばれるブロッコリー種子油、栄養たっぷりのアボカド油のほか、マカデミア種子油を配合し、毛先までつるんっとした指通りを叶える。モヤモヤとした心を晴れやかに導く100%精油の香りも魅力的。
低刺激で洗浄力もバッチリな「ベタイン系界面活性剤」もイチオシ!
AYAMARさん ベタイン系の界面活性剤は、ほかの洗浄成分のパワーを低下させないように保つフォローアップ的な効果を備えています。穏やかな洗浄成分と一緒に配合した場合、肌や髪への優しさときちんとオフする洗浄力を両立します。肌や髪に優しい洗浄成分を選びたいけれど、スッキリ汚れも落としたいという人は、アミノ酸×ベタインの組み合わせがおすすめです。 主な成分は、コカミドプロピルベタインやラウラミドプロピルベタインなど。成分表示表に~ベタインという成分が入っているものを探してみましょう。
たとえばこんなシャンプー
BOTANIST ボタニカルシャンプー モイスト 華やかで優雅なアプリコットとジャスミンの香り 460ml / ¥1540 ブランド最高峰のダメージ補修力を備えるノンシリコンシャンプー。BOTANISTこだわりの植物由来成分に加え、リペアに特化した成分をプラス。インナーケア&プロテクト効果でダメージを感じさせないうるおいに満ちたツヤ髪へ。 取材・文/金子優子 Edited by 西村 美名子
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