アンリ氏「バルセロナの一時代を築き始めたのはフリックじゃない。スタートさせたのはチャビだ」
元フランス代表FWティエリ・アンリが、今季快進撃を見せているバルセロナについて語った。 今季からハンジ・フリック監督が率い、ラ・リーガ12勝1敗、チャンピオンズリーグ3勝1敗という圧倒的な成績を残しているバルセロナ。アンリ氏は現役時代の古巣でもある同チームの成功を、フリック監督だけが導いたわけではないと主張する。 アンリ氏『CBS Sports』の番組内で、チャビ・エルナンデス前監督が多くの若手選手たちを登用したこともあり、バルセロナが今のような快進撃を見せていると語った。 「私はハンジ・フリックが一時代を築き始めたとは思っていない。チャビが始めて、彼がそれを継続させているということだ。クバルシをレギュラーで登用したのはチャビであり、ラミン・ヤマルの背中を押したのも彼だった」 「今チームにいる多くの選手たちをチャビが登用した。そして彼が去り、ハンジ・フリックがやってきたんだ。」 「今のバルサの選手たちは2シーズンの間一緒にプレーしており、難しいシーズンだって経験した。そうした難しい時期にこそ多くの学びがあり、意思の強さを身につけるんだよ」 「現在のバルサはチャンピオンズリーグ優勝候補の一つでなくてはならない」