大阪府・吉村知事が定例会見4月27日(全文3)今のロシアは万博参加国としてふさわしくない
IRの予想入場者数は妥当か
その前まではどういうことをやっていたかというと、2週間に1回の検査だったんです。PCR検査、2週間に1回。でも2週間の間にそれは、いつどこで入ってるか分からないから、もっと頻回にするということで3日に1回のことをお願いするということを今やっているという状況です。 また、濃厚接触者の話ですけれども、今、医療機関とか高齢者施設とか、そういった、保育所もそうですけれども、濃厚接触者でも毎日検査をすれば、自宅待機、隔離は必要ないという判断がもう示されています。その検査方法も、検査キットも認められていますので、検査キットをうまく活用しながら、なんとか社会を回していくということを考えていく必要があるだろうと。いろんな費用やコストや、合理的に進めていくための、現実にやっていくという観点からは、そういった検査キットも活用するのは有効な手段だろうというふうに思っています。 大阪日日新聞:最後です。IRの件なんですけれども、IRで、先ほど依存症対策の、結果として入場制限等々という話もされていたと思うんですが、入場制限等々をした場合に現実的なパイの数も縮小していくと。今、あと現状で国際的にもこれだけ戦争、戦争と言っていいか、だからちょっと悪いか分かりませんが、不安定になっている中で、国外からのお客さまの様子も見えない中で、今、現状のIRの入場者数というのは、知事としては妥当なラインというふうに思われますでしょうか。 吉村:ええ。これについては妥当なラインだというふうに思っています。これは民設民営の事業で、さまざまなノウハウの中でそういった入場者数も含めて算出をしていますので、決して勘でやっているわけではないというふうに思いますと。そういった意味では、この事業採算性というのは十分判断した上で当然IR事業者は手を挙げているわけですし、またコミットメントレターを出してる金融機関も、プロジェクトファイナンスですから、会社に対してのファイナンスではありませんので、プロジェクトに対してのファイナンスなので、その審査も経て5500億の誘致もするということにもなっています。ですので、やはりそこは厳密な審査を経た上での数字、現実的な数字だというふうに思っています。もちろんそれは増減あるとは思いますけれども、そこはIRが、事業者が民設民営でやる中での範囲として受け止められる範囲だというふうに思っています。 大阪日日新聞:ありがとうございました。 司会:そしたら最後、及川さん。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見4月27日 全文4に続く