大阪モデル黄信号が点灯 通天閣や太陽の塔で「警戒」の黄色点灯協力
大阪モデル黄信号が点灯 通天閣や太陽の塔で「警戒」の黄色点灯協力
大阪府は25日、新型コロナウイルスの感染状況を示す府独自の基準「大阪モデル」を非常事態を示す「赤色」から、警戒を示す「黄色」に引き下げた。これに合わせ、大阪のシンボル「通天閣」や「太陽の塔」では同日夜、府からの依頼を受けて大阪モデルを周知するための黄色点灯協力を行った。 【写真特集】大阪モデル「黄信号」を周知するため黄色に点灯する通天閣と太陽の塔
大阪府は3月に「年度替わりの集中警戒期間」を今月24日まで設定。この警戒期間は、歓送迎会など人の行き来が多い年度替わりの時期を受け「同一テーブル4人以内などとする会食時の人数制限」「高齢者施設での面会自粛」などの要請を行っていた。 今月21日に行われた新型コロナ会議で、今月末から始まる大型連休に向け、人の動きが活発になることから、この警戒期間が終わった後も、会食時の人数制限については引き続き要請することを決定。高齢者施設での面会については、感染防止対策を徹底した上で認めることを決めた。
また、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、25日から府独自の基準となる「大阪モデル」を非常事態を示す「赤色」から、警戒を示す「黄色」に引き下げた。
今回の黄色信号への引き下げを受け、通天閣では大阪府からの依頼を受け、警戒を表す黄色信号を府民に周知のための点灯協力を行った。 25日は午後6時45分から同7時に1度目の黄色点灯を実施。新世界を訪れていた人たちは、黄色に輝く通天閣を携帯電話のカメラで撮影するなどしていた。 同日は午後7時15分から20分に2回目の点灯。同7時半から同9時に3回目の点灯を行う。あす26日から5月1日までは、日没時から午後9時まで点灯させる。