井上尚弥の今春予定3団体統一戦を巡り“PPV配信放映権争奪戦“が勃発…第1弾成功で「Amazonプライムビデオ」も参戦名乗り
村田ーゴロフキン戦は延期となったが、Amazon側は、その反響の大きさに満足しており、今春にも予定されている延期となった試合も引き続き配信する予定となっている。 日本のスポーツのライブ配信では、定額制の「DAZN」が、巨額の契約金でJリーグやNPBの放映権を押さえているが、ボクシングは未開の分野。「Amazonプライムビデオ」は、ビッグファイトのみを配信したい方針らしいが、放映権の争奪戦が起きることは、ボクサーやボクシング業界にとって歓迎すべき現象だろう。 井上は、2022年の戦いを「バンタムは春、夏の2試合。年末にはスーパーバンタム」の3試合にしたいという構想を抱いている。春、夏の2試合で4団体のベルトを統一。そして12月には、4階級制覇を狙ってスーパーバンタム級へ転級する。 大橋会長も、「3試合できればいいのだが…。スーパーバンタム級転級?いつでも。本人次第で」と、その4団体統一&4階級制覇のビッグプランを全面的にバックアップする考え。モンスターの2022年の戦いが世界のボクシング界に衝撃を与えそうだ。 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)