現実の曽々木に住んでいる人の声がとても嬉しかった―封建時代街作りサバイバル『Sengoku Dynasty』開発スタッフインタビュー
特に心を動かされたコメントは、実際に能登半島の曽々木(石川県)にお住いのプレイヤーからのものでした。『Sengoku Dynasty』では曽々木村という焼け野原と化した村を再建することになるのですが、現実の曽々木は2024年1月1日の能登半島地震で影響を受けました。そのプレイヤーの方は被災され、辛かった時期に本作がどれだけ気持ちを落ち着けてくれたかをSteamフォーラム上で発信されていました。本当に嬉しい気持ちになりましたね。
――正式版となるアップデート1.0について、現時点でユーザーからの評判はいかがでしょうか?
開発チーム:好意的なご意見としては、新機能である大名システムやその他のコンテンツアップデートを気に入ってたという声をいただいています。一方で、パフォーマンス面やバグに関する不満や、キャラクターエディターおよびNPCの顔についての否定的なご意見もいただいています。現在こういった問題に対応中なので、このインタビュー記事を皆さんが読まれる頃には、最初の修正パッチがすでに実装されているはずです。
もっともよく寄せられるフィードバックは、本作の将来性についてです。私たちはこれまでの成果に誇りを持っていますが、まだまだできることがたくさんあるということも理解しています。
――ロマンスシステムはとても面白いですね。今後は後継者指名などもできるようになるということですが、もし可能ならば予定している跡継ぎシステムの詳細を教えて下さい。
開発チーム:現時点での結婚のシステムは、プレイヤーがNPCと結婚し、生まれた子どもを背負うようになって、のちに寺院へ送りだすというだけのシンプルなものです。今後は大幅にシステムを拡張し、村民同士が結婚して子どもを産んだり、村で子どもの姿を見れるようにしたり、その他にもいろいろな機能を追加したいと考えています。
――今後のロードマップで襲撃システムが紹介されています。自分の村人もある程度一緒に戦って来れたりするようになるのでしょうか?
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