織田裕二の「年齢」にフジが頭を抱えている…!2026年公開予定『踊る大捜査線』新作に浮上した「青島俊作」の「定年間近問題」
局内の空気は重い
11月から公開されている『踊る大捜査線』シリーズのスピンオフ映画『室井慎次 生き続ける者』は興行収入20億円に迫る勢いで、スマッシュヒットとなっている。 【一覧】テレビ局「本当は使いたくないタレント」…ワースト1位は意外な大御所…! 織田裕二(57歳)主演で『踊る』の新作映画も決まり、さぞかしフジテレビは歓喜に沸いているかと思いきや、局内の雰囲気は意外にも重いという。 「織田さん主演の新作映画が公開されるのは、早くて'26年秋です。フジとしては『室井慎次』の熱が冷めないうちに、できれば'25年のGWには公開したかった」(フジ局員) 新作映画の公開が遅れた理由はほかでもない、織田との調整が難航したからだ。
「モノ言う俳優」とフジの悩み
「'12年の『踊る』シリーズの映画以来、織田さんとは続編の交渉をしてきましたが、断られ続けてきた。真偽は定かではありませんが、自身の演技をモノマネされるのを織田さんが本気で嫌がっていたという噂もあります。 しかしそれでも、粘り強く交渉を続け、何とか主演復帰にこぎつけた。ただ正式に決まったのが今年9月頃だったので、そこから脚本やキャストを調整すると、どうしても公開は再来年になってしまう」(同前) 織田といえば、業界では「モノ言う俳優」として知られる。撮影に向けても難題は多い。 「共演者に演技指導をするほど、織田さんはこだわりが強い。当然、脚本にもさまざまな要望を入れてきます。一番の難題は、年齢です。 主役の青島俊作は織田さんと『同い年』という設定のため、公開される'26年には59歳。定年間近の老刑事が暴れまわるのはさすがに無理がある。そこで、時代を遡った舞台設定にするという案が出ていますが、『同い年』にこだわる織田さんが納得してくれるかどうか……」(同前) フジの悩みは深い。 「週刊現代」2024年12月21日号より 【つづきを読む】『『踊る大捜査線』の最新作に出演しなかった深津絵里が、表舞台から姿を隠す「知られざる事情」』
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)