他球団が欲しがる!? 戦力外となった主力クラス(3)巨人のエース候補だったが
オフシーズンに突入した2024年のプロ野球。今年も多くの選手が戦力外通告を受け、野球人生の岐路に立たされている。中には他球団で復活する可能性がある主力クラスもおり、今後の動向から目が離せない状態だ。今回は、今オフに戦力外通告を受けた主力選手を紹介する。
髙橋優貴
投打:左投左打 身長/体重:178cm/82kg 生年月日:1997年2月1日 経歴:東海大菅生高 - 八戸学院大 ドラフト:2018年ドラフト1位 読売ジャイアンツでは2桁勝利を記録した実績もある髙橋優貴。エース候補と期待されたが、今季は一軍登板なしに終わった。 八戸学院大学では、リーグ新記録となる通算301奪三振を記録、世代トップクラスのサウスポーと高く評価され、2018年ドラフト会議で巨人からドラフト1位指名を受けた。 ルーキーイヤーから18試合に登板し、5勝7敗、防御率3.19の数字。2021年は惜しくも規定投球回に届かなかったものの、11勝9敗、防御率3.39の好成績を残した。 さらなる成績向上が期待された中、翌2022年は10試合の登板で1勝5敗と低迷。故障の影響も重なり、同年オフに育成契約となった。 昨季はファームで好投し、支配下復帰を果たしたが、一軍では6試合の登板で勝ち星なしに終わった。 今季は三軍戦が主戦場となり、二軍でもわずか2試合の登板に。一軍登板は果たせず、オフに戦力外通告を受けた。 現時点で去就は不明だが、2桁勝利を記録した実績を持つ左腕だけに、他球団からのオファーも十分に考えられるだろう。
ベースボールチャンネル編集部