楽天、D1位・宗山塁に背番号「1」を提示 岩村、松井らが背負ってきたキーマンの系譜
楽天・石井一久シニアディレクター(SD、51)が19日、先月のドラフト会議で最多5球団競合の末に交渉権を獲得した逸材、宗山塁内野手(21)=明大=に対し、背番号1を提示することを明らかにした。20日に東京都内で入団交渉を行う。 【写真】1位指名した楽天の石井一久SD(左)、森井誠之代表取締役社長(右)と記念写真におさまる明大・宗山塁 「松井(裕樹)が大きくしてくれた偉大な番号。投手では松井が代表的ですが、打者として似合う選手になってほしい。プレッシャーに打ち勝って、大きく羽ばたいてほしい」 球団では2014年に神奈川・桐光学園高からドラフト1位で入団した松井裕樹投手(現大リーグ、パドレス)が昨季まで背負った番号で、最多セーブのタイトルを3度(19、22、23年)獲得するなど功労者となった。 宗山は東京六大学リーグで歴代7位の通算118安打を放つなど、走攻守に三拍子そろった大型遊撃手。10月24日のドラフト会議で1位指名された後の会見では「開幕から試合に出て新人王を目標にやっていけたら。日本代表など、トップでプレーし続けられる選手を目指したい」と誓っていた。