大阪府・吉村知事が定例会見2月17日(全文1)再び大阪を成長軌道に乗せていく
万博をインパクトにした大阪の成長を
また、そういった相談に対応できるものをしっかりと設置をすることによって、ここで相談をして個別、個々のご家庭からの相談、こういう状態でなかなか通学が難しいんだというのを個別に受け取りながら対策していくというようなことをしていきたいと思っています。設置は2023年度ですけれども、情報提供を行うと、検討会を設置するというのをやってまいります。児童虐待対策についてです。SNSを活用した児童虐待防止相談事業、それから市町村の児童虐待への対応力向上支援事業を実施していきます。 次です。成長分野についてです。万博をインパクトにした大阪の成長について取り組みを加速していきます。まず健康医療関連事業についてですけれども、世界的クラスターを形成していきます。この拠点形成関連事業として、すでに北大阪のこの健康医療の形成推進事業はすでに進めています。健都ですけれども、健都内外を結ぶコーディネート体制をさらに構築をしていきます。また国立健康・栄養研が移転してやってくるということに伴いますので、その費用の一部を行います。 そして拠点整備です。ライフサイエンスについてのスタートアップを行う企業を支援していきます。そして再生医療について、これは万博にもつながってきますけども、再生医療を行う、万博と連携する推進の事業を行っていきます。未来医療国際拠点、2024年に開設予定ですけども、そことも協力をしながら、万博を機に再生医療について強化をすると、ポテンシャルを国内外に発信していきたいと思います。あとはライフサイエンスの海外プロモーション事業を行っていきます。
カーボンニュートラルに向けた産業創出を
スタートアップ・エコシステムの構築に向けた取り組みということで、スタートアップの資金調達の促進をやっていきます。首都圏のベンチャーキャピタリストを呼び込み、そしてファンドの出資を促進していくと。このスタートアップの支援を強化していきます。また大阪公立大学ですけれども、イノベーション・アカデミー構想にこの予算を付けて、ここの産学が連携してイノベーションを生み出せる仕組みというのをつくってまいります。 「空飛ぶクルマ」に向けた実現の取り組みです。もうすでに「空飛ぶクルマ」についてはコンソーシアム等も形成して着実に進めているという段階です。ここはさまざま報道もされているというような状況です。着実に前進させていきたいと思っています。 今回ですけども、府が実施する取り組み、調査や検討等、民間事業者の皆さんとの知識、ノウハウを活用して、調査、検討等、社会実装に向けた事業を行っていきます。事業者主体に行う、事業者が主体となって行う実証実験、これに対する補助もしてまいります。2025年の大阪・関西万博の立ち上げ時には商業運用を開始できるように、なんとかこの取り組みを進めていきたいと思っています。また、2025年以降、万博後以降は、これが、商業運航がさらに拡大していくという社会を目指していきます。 カーボンニュートラルに向けた取り組みです。カーボンニュートラルに向けた産業創出ということで、技術開発、実証実験等を積極的に行ってまいります。だいたいこれは予算規模として、補助上限は1億円になります。3分の2の補助率にしまして、さまざまな民間の新しいアイデアを、カーボンニュートラルに関する新しいアイデア、チャレンジする企業に対して必要となる経費を補助していきます。5件から7件ですね、5億円の予算になっています。中小事業者の脱炭素推進事業です。これも中小企業、事業者に対しまして省エネ、あるいは再エネに必要となる費用の一部を補助していきます。 カーボンニュートラルに向けた産業創出です。環境・エネルギー技術シーズの啓発事業、それから「大阪“みなと”カーボンニュートラルポート形成計画」の策定を行っていきます。港湾地域の脱炭素化に向けて、府市一体となって取り組んでいきます。 外国人人材の受け入れについてです。外国人人材を採用したいという中小企業、ただそのノウハウがないというところについては、府・市・大阪産業局が連携してプラットフォームを構築していきます。そのための受け入れ環境整備についてもつくっていくという取り組みを進めていきます。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見2月17日 全文2に続く