NTTとNTTドコモが共同会見(全文3完)新たなゲームチェンジ起こしたい
迅速に連携を強める施策がいる
私どもの特徴は、ドコモが最初は100%から今は40に落ちてきたとはいえ、強い研究力も持っています。持株はもともと持っています。この2つを融合していくことで、新たなゲームチェンジを起こしたいんです。世界に対して私たちが引っ張っていけるような、そういう技術、サービス、ソリューションというものを、日本だけじゃなくグローバルでご提示できないか。そのためにはドコモの力をNTT研究所と融合させたり、あるいはドコモが強くなって財務的基盤を拡張したり、そういうような両者がより連携を強めてる、それも迅速にですね。迅速に強める施策がいるだろうと、こういうふうに大きく全体を見ています。ちょっと吉澤さんから、お願いします。 吉澤:ちょうどドコモができて今年28年ということで、さっきの30年を見てきたということに合致すると思うんですけども、はやりそうは言いながら、例えばiモードが1999年と言いながら、2000年前後っていうのは、これはやはりまだまだインターネットっていってもモバイルじゃなくてやはり固定のインターネットなわけですよね。そこでの中心はやっぱりPCですよ。 で、2010年、その10年後っていうとスマホが出てきたということで、そこで初めて、かなりそういう意味でいうとモバイルインターネットがかなり成熟して、スマホというようなことで、そこがものすごくブレークしたわけですね。移動の、いわゆるモバイルが中心になっていくということですけど、そこに結局は今のGAFAだとかそういったものが出てきているということですけれども。
コアになるのは通信インフラ
2020年5Gが出てきているんですけれど、5Gも今、非常に米中というようなところで、やっぱり日本は少し遅れていると言いつつ、やっぱり5Gとその次に何をやはり、特に日本としてもやるのかといったときの強みはやはり、われわれがつくり上げて行かなければいけないのではないかということですよね。 それはただ単にネットワークということではなくて、ソリューション、サービス、そういった上位レイヤーのところでのいわゆる強さもありますし、なんといってもやはり、そうは言いながらやっぱりコアになるのは通信のインフラですから、そこにやっぱり6G、あるいはIOWNというようなところで、われわれがやはりそこのいわゆる先頭に立つといいますが、先駆的にそこをやっていくという今回、非常に意味があるというふうに私としても考えています。 司会:よろしいでしょうか。 日本経済新聞:ありがとうございました。 司会:それではお時間の関係であと2名の方のご質問を最後とさせていただきます。続きましてNHKの【オカタニ 00:58:22】さまお願いいたします。少々お待ちください。それではご発言をお願いいたします。 NHK:聞こえますか、よろしいですか。すいません、失礼しました。聞こえますか、失礼しました。 澤田:大丈夫です。