【住之江ボート(ナイター)SGグランプリ】好配の使者は茅原悠紀
<21日・住之江ボート・5日目> 【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】 今回の優勝戦もデータの面から探っていきましょう。グランプリのファイナルに進出した6人の通算V率を表にしました。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。西スポボートレースチャンネルの優勝戦展望(今回は22日午前11時~)でも毎回示している、おなじみのデータです。 【住之江ボート(ナイター)SGグランプリ】トライアル2ndの最終得点順位 トップは毒島誠、定松勇樹が次点【表】
さすがにグランプリだけあって、総じて高い数字。関浩哉以外は全員25%オーバーで、毒島誠と茅原悠紀は「かなり勝負強い」に分類される30%オーバー。全員が勝負強いと言えますが、その中でも毒島と茅原は抜けています。 そこで今度はイン以外での優勝の割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。これは波乱を起こして優勝した確率とも言い換えられます。 1号艇の毒島以外で目立つのは30%を超えている茅原と馬場貴也。いずれも想定コースのV経験も豊富とあって好配の使者としての条件はそろっています。ただ、茅原は通算V率も30%オーバーと考えれば、より狙いを定めるなら茅原でしょう。 ▼12R 過去のグランプリを振り返ると、トライアルをイン以外で勝った選手が優勝することが多いのも事実。前述のデータはもちろん、今年のトライアルをイン以外で唯一勝った茅原悠紀を狙い撃ちする。3―46=全。