「人生ではじめてバナナ型のうんちが出たときは思わず写真を撮った」25年の便秘持ちが“腸活うんちお姉さん”になるまで
腸活プロデューサーで“腸活うんちお姉さん”として活動する、長瀬みなみさん(33)。「東京生まれ、便秘育ち」と語るとおり、生まれてから25年以上便秘と付き合ってきました。腸活との出会いで、人生もキャリアも劇的に変化したと語ります。 【画像】東京生まれ、便秘育ち。腸活うんちお姉さんとして活躍する長瀬みなみさんの素顔(全3枚)
■生まれたその日から便秘だった…? ──長瀬さんは、自分が便秘だと自覚したのはいつごろですか。 長瀬さん:生まれたその日から、と言ってもいいかもしれないです。物心ついたときはすでに便秘状態だったと聞いています。自分の記憶の中でも、すっきりうんちが出たということがいっさいないんです。週1回くらい、ウサギのうんちみたいななのが出るくらいでした。でも、それが私にとっては全然普通だったんです。というのも、実は母親も便秘で、便秘状態がわが家にとっては当たり前だったんで、大変だとも思ってなくて。子どもだから世間と比べることもありませんからね。
──もしかしたら人と違うかも、と気づいたのはいつごろだったんですか。 長瀬さん:中高生の頃です。女子同士でダイエットの話をし始める年頃ということもあって、ある日友達が「3日もうんちが出てないから、お腹パンパンで太っちゃった」っていう話をしていたんです。私にとってはうんちが3日出ないことは普通のことだし、むしろそれ以上出ないこともある。でも、その友達は「3日もうんちが出ないことは異常だ」っていう話し方をしていたので、「あれ?私がおかしいんだ」って気づいたんです。
──自分が便秘だと気づいてからは、便秘解消のために何か実践したんですか。 長瀬さん:特に何もしなかったですね。でも、今になって思うと、学生の頃ずっと体調が悪かったんです。名前のつけられない体調不良にずっと悩まされていました。言葉にできないからなんとなくやり過ごしていたけど、今思うと、便秘が原因だったかもしれないですね。社会人になってからも、便秘状態は続いていました。体調を崩すことが多いから会社も休みがちで、周りの人にも「長瀬さんは体調が悪い人」という目で見られていましたね。ただ、20代の半ばくらいで“ある衝撃的な出来事”があって…。