「人生ではじめてバナナ型のうんちが出たときは思わず写真を撮った」25年の便秘持ちが“腸活うんちお姉さん”になるまで
──別の会社に転職せず、「腸活うんちお姉さん」として、フリーランスという立場で引き続き腸活に関わる道を選んだのはなぜでしょうか。 長瀬さん:会社勤めする前は俳優活動をしていたこともあるし、事務職で働いていたこともあるので、別の仕事に就こうかもと考えていたんです。でも、ウンログを離れても、やっぱり腸活について発信したいという思いが強かったんですよね。 それはやっぱり自分が腸活を通じて劇的に変わったからです。イライラもしなくなって性格も変わったし、頭痛もなくなって、むくみもとれた。腸活をすることで、便秘が解消される以上にいい変化があったんです。だけど、世の中にはまだまだ便秘で悩んでいる人もたくさんいる。超ド級の便秘だった私が、医療の力を借りずに自分を変えることができたから、私と同じように救われる人がたくさんいるんじゃないかって思ったんです。「腸活の圧倒的実践者である私がもっと腸活を広めなきゃ」って。
──今後は、どのように活動していきたいと考えていますか。 長瀬さん:いつか、自分が本当に腸活にいい思う商品やサービスを作ってみたいですね。便秘やお通じに悩む人全員を解決することはできないかもしれないけど、腸活を考えるきっかけにはなるようなものをつくりたいです。自分で発信することで腸活に興味を持ってもらうこともできますが、それには限界があります。そのために“自分の思いを伝えてくれる分身”みたいな商品やサービスを作りたいんです。たとえ自分が死んでも、この活動が途絶えないようにしたいんですよね。
そして、これからも自分のSNSなどで発信することは続けたいです。世の中には腸活の方法論を書いている本もあるし、研究者が書いた小難しい本もあるのですが、ちゃんとした理論を解釈して編集して発信する人はほとんどいません。なかには、間違った情報や効果がない方法も多いので、そこに警鐘を鳴らしていきたいとも思っています。本当に腸活に興味を持っている人が私のアカウントに来てくれて、腸活について学んでくれたらうれしいです。
PROFILE 長瀬みなみさん 東京生まれ、便秘育ち。幼少期からの便秘を腸活で解消し、あらゆる体調不良が改善する。現在は腸活と発酵のチカラでよりハッピーな人生を増やしていくため“腸活プロデューサー”として、セミナー講師やコラム執筆、コラボ商品のプロデュースなど活動の幅を広げている。 取材・文/大井あゆみ 写真提供/長瀬みなみ
ちゃんと 編集部