きょう(火)の天気 太平洋側は空気カラカラ冬晴れ 東京の予想最小湿度は25% 日本海側は大雪や大雨のおそれ
きょう17日(火)も日本海側では雪や雨、太平洋側では晴れる冬型の天気分布となりそうだ。日本海側では大雪や大雨になる所もあり、太平洋側では空気の乾燥が続く見込み。
冬型の天気
きょうも北日本の日本海側や北陸の内陸部では断続的に雪が降り、山沿いを中心に大雪になるおそれがある。交通障害や路面の凍結、着雪に注意が必要だ。北陸の沿岸部は雨が主体となるが、次から次へと雨雲が流れ込み、雨の量が多くなる見込み。すでにこれまでの雨で地盤の緩んでいる所もあるため、引き続き、土砂災害などに注意が必要だ。また、大気の状態が不安定なため、雷を伴う所もあり、さらに山陰など西日本の日本海側でも雨や雪が降りやすくなりそうだ。
太平洋側は空気カラカラ
一方、太平洋側の地域は広く冬晴れが続きそうだ。澄んだ濃い青空が広がり、洗濯日和となるが、空気の乾燥が激しくなっている。東京都心では12月7日以降、11日連続で乾燥注意報が発表されており、きょうも湿度は25%まで下がる見込みだ。その他も太平洋側では空気のカラカラ状態が続いているため、火の取り扱いや静電気に注意し、お肌や喉のケアも心がけてほしい。
北陸や北日本は真冬並み
最高気温はきのうと比べると同じくらいで、東京や大阪は13℃、名古屋や福岡は12℃の予想となっている。一方、北日本ではあまり上がらず、札幌や青森、新潟など、真冬並みの寒さとなりそうだ。首、手首、足首の三首をしっかり温めて、万全な防寒対策して過ごしたい。 (気象予報士・多胡安那)