「金融分野で話題独占!」新NISAがヒットしたワケは?“おすすめのネット証券会社トップ3”“心得6カ条”をお金の専門家が徹底解説【2024MonoMaxヒットモノ大賞】
2024年ももうすぐ終わり……というわけで、1年のヒットモノを振り返るあの大人気企画が帰ってきた!ヒットモノのなかでも、特に影響力が大きかった精鋭をピックアップして編集部が大賞を決定。開発者や業界のプロに取材することで、ヒットの理由を深掘りしていきます。 ⇒【関連写真】【新NISAを徹底解説】プロが指南するキホンのキから実践法まで!「新NISA」パーフェクトガイド この記事では、2024ヒットモノ金融部門大賞として新NISAを改めて徹底解説してみました。
1月の発足から半年で2023年の2倍の買付額10兆円に!
1月からスタートした新NISAは、空前の投資ブームを引き起こし、2024年ヒットのなかでも群を抜いた存在。そこで、識者とともに2024年の新NISA界隈を振り返り、傾向と今後の対策を探ってみた。 教えてくれた人:ファイナンシャルプランナー・西山美紀さん マネーの専門家として執筆やセミナーなどで活躍。近著『お金の増やし方』(主婦の友社)。 生徒役:ライター・金山靖さん 旧NISAの頃から少しずつ投資をかじり、2024年から本格的に資産形成に乗り出した投資初級者。
新NISAがヒットしたワケ
NISAとは投資で得た利益が非課税になる制度。これが新NISAへと改正により、制度が大幅に使いやすくなったそう。新NISAでの大きな変化は2つ。 ①投資枠は年間40万円・生涯投資枠800万円(つみたてNISA選択時)から、年間360万円・生涯投資枠1800万円まで大幅に拡充。 ②非課税保有期間は20年(つみたてNISA選択時)から無期限に延長。 新NISAを利用した金融商品の買付額は飛躍的に増え、6月までの半年で10兆円を突破した。2023年の年間買付額が約5兆円だったことと比べると、新NISAの勢いのすごさが浮き彫りになる。また、口座数は6月までの半年で約300万増。特に20代と50代で口座数の増加率が高かった。新NISAになり、投資を始める人が急増していることが分かるだろう。
迷ったらココがおすすめ!ネット証券会社トップ3!
今、投資を始める人の多くがネット証券会社を利用している。その中で人気上位をピックアップ!これから新NISAを始める人必見だ。 TOP1:SBI証券 外国株など投資先の種類が豊富で、幅広く投資してみたい人向き。三井住友カードで積み立てができ、投資でVポイントが貯まる。Pontaポイントやdポイントなども選べるので様々な経済圏の人が、ポイントをまとめて貯められる。 TOP2:楽天証券 楽天グループなので楽天カード・楽天キャッシュで積み立て投資ができ、楽天ポイントが貯まる。楽天銀行と併用することで、預金の金利が上がるなどお得なサービスが受けられる。楽天経済圏をよく利用する人ほどメリットが大きい。 TOP3:マネックス証券 マネックスカードで積み立て投資が可能で、マネックスポイントが貯まる。ポイント還元率は条件なしで1.1%(月5万円まで)なのとマネックスポイントはAmazonギフト券などと交換できるのが魅力。9月からdポイントとも連携。