安く済む上においしいので、夕食は毎日カップ麺+自作炒飯です。ラーメン屋で食べる場合と比較して、どれだけの節約になりますか?
手ごろな価格でおいしく、お湯を注ぐだけの手間ですむため、カップ麺を夕食として食べる人も少なくないでしょう。毎日の夕食をカップ麺と自作チャーハンとした場合、ラーメン屋で食べる場合と比較するとどれだけ金額の差があるのでしょうか。 この記事では、カップ麺と自作チャーハンの費用とラーメン屋の価格を比較して、どれだけの節約になるのか説明します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
1食分のカップ麺の価格と自作チャーハンの費用
小売物価統計調査によると、2023年9月に全国のスーパーで売られているカップ麺1個の値段の平均は191円です。カップ麺は約500ミリリットルのお湯が必要なため、ここではやかんでお湯を沸かすと仮定します。 それでは500ミリリットルの水道代の料金はいくらなのでしょうか。仙台市水道局のHPでは0.2円と算出されているので、この料金を使います。 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会では、プロパンガスで1リットルのお湯を沸かした場合約3.6円としているため、500ミリリットルのお湯は1.8円となります。カップ麺1食分の費用はカップ麺の種類などにもよりますが、光熱費を入れて193円ということになります。 自作チャーハンにかかる費用は、某動画配信サービスのレシピでかかる費用を参考に算出します。チャーハン1人前の費用は、ご飯や長ネギ、卵や調味料を入れて約200円です。他にも自作でチャーハンを作るには、炊飯器で炊いた米などをフライパンで炒めるため、電気代とガス代の光熱費がかかります。 炊飯器で米を炊くと、炊飯器によって違いますが約4円の電気代がかかります。仮に1合の米を炊いたとした場合水は200ミリリットル前後のため、水道代は約0.1円です。東京ガスでは、最大出力2.97キロワットのコンロを使って中火で1時間煮込んだ場合、ガスの使用量は1.68キロワットで約21円と記載されていました。 21円を60分で割ると0.35円となるため、チャーハンを炒める時間を10分と想定した場合、3.5円のガス代がかかります。1食分の自作チャーハンの費用は、光熱費を入れて207.6円ということが分かりました。1食分のカップ麺と自作チャーハンは、約400円となります。