大阪府・吉村知事が定例会見12月22日(全文2)そのときが来たという印象
オミクロン株の拡大次第で中止するのか
ここについてゲノム解析中ですけれども、もしここも陽性ということになってくれば、今日発表したところと違うところで、やはりオミクロン株の陽性者が見つかるということになりますから、そうなってくるとやはり市中感染は広がっているということにもなります。また、今回もう、880万人の都市ですから、1つ確認されたということは見えないところでもうすでに市中感染は広がっていると認識したほうがいいと思っています。そういう前提です。 読売新聞:あともう1個、発表事項の中にあった「いらっしゃいキャンペーン」、今回、拡充するということなんですけれども、知事、冒頭もおっしゃっていましたけども、オミクロンが判明したところだがご理解をということでしたが、あらためてこの事業を拡大して実施する意義をお願いしたいのと、オミクロン株の拡大次第では今回のこの事業を中止することっていうのはお考えになるんでしょうか。 吉村:はい。オミクロン株の拡大次第ではこの事業については中断をいたします。ただ、このワクチン・検査パッケージを活用してこの事業を行っていくというのが当然前提になっています。感染対策を徹底してやってくださいというのはこの事業の前提で、また、この事業についていつ中断するかっていう国の基準も一定、示されていまして、レベル3になったらこの事業については中止ということの基準も示されています。 現在、大阪府のレベルはレベル1の状況です。必ずしもレベル3になってから止めるということを僕は考えてはいません。レベル3に向かっていくと判断したら途中で中断というのは当然あり得ますが、現在レベル1の状況だということで、国が定める中断基準になっていませんので、それが1点と。もう1つは、たぶんそうは言ってもレベル3に向かっていくと、そしてオミクロン株の拡大力が非常に速いとなれば、ここは僕自身の判断で適切に止めていきます。ただ、ちょっとこの先どうなるか分からないという状況の中で、ワクチン・検査パッケージを適切に活用して感染対策を徹底して、最後ご利用されるかどうかっていうのは府民の皆さんの判断になりますけど、そこの状況も踏まえた上でご活用されるかどうかのご判断をいただきたい、そう思っています。感染の拡大状況によっては将来的に止めるということは当然あります。 司会:よろしいですか。次の質問の方、手をあげてください。じゃあ大阪日日新聞。