大阪府・吉村知事が定例会見12月22日(全文2)そのときが来たという印象
山中市長は研究班にすら入っていないと言っているが
フランス10:話題は変わりますが、あと2点伺いたいと思います。1点が昨年8月、吉村知事がイソジンが感染に、減らすんじゃないかって会見をして、そのときフリップに今の横浜市長の山中竹春氏の名前が出てたんですが、あれは勝手に、山中氏の言い分は大阪府が勝手に使ったということなんですが、事実はどうなのかということと、山中市長は研究班にすら入っていないと言っているんですが、事実はどうなのか伺えればと思います。 吉村:あの資料自体は、あの研究をされた松山先生が作成されたものでありますので、松山先生が作成された中で、松山先生と山中先生の関係までは、われわれとしては把握はできていません。 フランス10:分かりました。あと総選挙や住民投票になると、公務の日程が激減するんですけれども、それは問題だとはお考えにならないんでしょうか。 司会:すいません、ちょっと政務的な話は、ちょっと、あらためてまたそのあとにしましょう。 吉村:いや、いいよ。もうこれ最後って言ってたから、これ最後答えます。それで最後でいいですか。 フランス10:はい。 吉村:これは大阪府知事として当然、さまざまな、政治家ですから。政治家っていうのはこれは特別職ということでさまざまな活動をしていくということになります。政治家としての活動をすると、総選挙等、必要なときは政治家としての活動はしっかりやる。そういったことが将来的にも、大阪府にとっても僕はプラスだというふうに思っています。 司会:すいません。では次の方お願いします。では前の、日刊工業さん。
入札では持続可能な方法の採用を含めて判断するのか
日刊工業新聞:日刊工業新聞の大川です。発表項目にありました再エネ事業についてなんですけれども、ホームページ拝見しますと事業者は入札で判断して、価格の安い事業者を1社選ぶというふうに書いてあります。事業者の中にはメガソーラーを設置するために森林破壊を行うなどの事業者もいると聞いていますけれども、入札に当たってはこうした持続可能な方法を取り入れているかというところまで見て判断されるのか、お願いします。 吉村:入札条件までは僕自身も把握はしていませんが、そんな違法な太陽光の設置とか、そんなの当然あってはならないし、良好な太陽光パネルであったり、良好な事業者というのが当然、前提になると。あと、これは電力の購入なので、電力の自由化の中で購入の卸、販売先を、いわゆる入札で決めていくということになります。なので、そこの事業者がどうかという、どこに太陽光を設置しているかとかまでは判断しないんじゃないかと思うんですけど、ちょっと担当。 A:補足させていただきます。基本、FITであれば市場からということで、市場に入るものについては、原産地証明までは付けずに、非化石証書で環境価値のものを市場から調達していただくということで、そこまでは見ておりません。ただ、FITに限らず直接再エネ等、調達するような場合も中には可能性としてありますので、そういう場合はできるだけ持続可能性のある、地域と共生した再エネを選んでいただくように、そういった審査といいますか、そういうガイドラインみたいなものも設けていますので、そういった点も配慮しながら進めていく予定でございます。 日刊工業新聞:分かりました、ありがとうございます。すいません、もう1点、今年最後の記者会見になりますので、来年の展望についてお伺いできればと思います。産業面では万博に向けた実証実験が進んでいまして、きのうもMaaSの官民連携組織が始動するですとか、鉄道7社が共同のアプリをつくってMaaSを開始するですとか、そういった発表がありましたけれども、万博をターゲットにしています、こうした取り組みについての期待ですとか課題、来年の展望についてお願いします。 吉村:2025年を大阪府、大阪市、大阪全体のターゲットイヤーに僕は据えています。2025年の大阪・関西万博に向けてさまざまなものが今、動きだしています。2024年にはうめきたのまちづくり、今もうすでに進んでいますけども、先行まちびらきが行われる。2023年にはうめきたの地下の新駅も開設もすると。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見12月22日 全文3に続く