大阪府・吉村知事が定例会見2月3日(全文1)府の大規模接種会場は年齢制限を撤廃
モデルナであればすぐに打てる
で、高齢者の方はほとんどの方がファイザーを受けられています。1回目、2回目のワクチン接種はほとんどがファイザー、8割がファイザーを受けられているという状況です。でも今、国が確保しているワクチンの数量、そして配布されるワクチンの数量は6割がモデルナで、4割がファイザーになります。ですので、大阪府の接種会場もモデルナになります。 で、モデルナであればもうすぐに打てる環境が整っています。でもファイザーになると、やっぱり数が少ないので、ファイザーの接種待ちで、接種そのものがずいぶん先になってしまうということになってしまう現象が出てきてしまいます。もともとモデルナが6、ファイザーが4ぐらいですので、全ての方にファイザーがいくということになると、もうかなり時間がたたないと、それはもうできないということになると思いますので、ぜひファイザー、ファイザー、モデルナの交差接種もご検討をお願いしたいと思います。この交差接種については有効性、安全性ともに確認をされていますので、ファイザー、ファイザー、モデルナと。で、モデルナの会場はもうすでにありますので、高齢者の方でワクチンを希望される方はぜひそちらの交差接種のほうもお願いをしたいと思います。僕からは以上です。 司会:それでは質問のほうをお受けいたします。質問されます方は挙手の上、社名とお名前のほうをおっしゃってください。それでは日経新聞さん。
大阪市保健所以外では確認されていないのか
日本経済新聞:日経新聞の古田です。冒頭、説明のあったHER-SYSの不具合についてなんですけれども、これは大阪市の保健所で1万3000件分の発生届の遅れがあるというふうにおっしゃいましたが、大阪市保健所以外ではこういったことは確認されていないということでしょうか。 吉村:はい、それは確認されていないです。当然、1日とかそれぐらいのところは、通常の事務でこれはあり得る話ですけれども、ただ、これだけたまっているというのは確認されていません。 日本経済新聞:ありがとうございます。それと今日の新規陽性者に加えて、7000人分の追加登録、これが追加されるということで、これは1万3000件あって、残りの6000っていうのは本来の登録日が分かったけれども、7000人分のものは分からなかったから今日、登録するということなんですかね。 吉村:いえ、順次この登録をしていっているということで、きのう時点で、1万3000件のうち登録をなんとか済ませたというのが7000件、それが今日の新規陽性者で反映されますから、その7000件分がプラスになってるということです。じゃあ残りの6000件分はどうなるんですかっていうことですけども、6000件分については今週の日曜日までになんとか登録をして、その遅れについては解消をするというのを大阪市保健所から聞いています。また、そういう発表もされていると思います。これについては1月26日から2月の2日分まで足した分になります。それぞれ200人分から、多いときは3000人分ということがたまっている状態で、足せば合計で約1万3000人分ということになるというのが現状です。 日本経済新聞:それと発表は、今日分かっている分に関しては追加で発表するけれども、1万3000っていうのは全て、本来の登録日っていうのが分かっているということですか。 吉村:本来の登録日、発生届が出た日っていうのは分かっていますが、それが登録できてないということですから、それが、その日どれだけ登録が、入力ができてない分かっていうのは、日ごとの分は出ているということです。それは大阪市の保健所で把握されています。それが先ほど申し上げた1月26日から2月2日までの間にかけてあるということです。 日本経済新聞:分かりました。ありがとうございます。それと今日でまん延防止措置が適用されてから1週間になりますけど、倍加速度は鈍化しているけれども感染拡大は続いているという状況だと思います。これ、今の時点で、まん延防止の延長とか緊急事態宣言など対策の強化ということが必要だとお考えか、知事の今のお考えをお願いします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見2月3日 全文2に続く