大阪市・松井市長が定例会見10月1日(全文1)IRで経済のパイが大きくなる
12~15歳の市民に優先枠を設置する狙いは
読売テレビ:幹事社の読売テレビです。よろしくお願いします。すいません、1つずつ、1問ずつ聞きます。武田・モデルナワクチンのこの12歳から15歳への接種なんですけれども、市長はかねてから10代前半の若い世代には直接、普段診てもらってる医師と相談した上で接種してもらったほうがいいっていう考え方だったと思うんですけれども、設置になった理由とか狙いとかっていうところを、すいません、あらためてになってしまうのかもしれませんがお願いします。 松井:この第5波においての10代を含む若年層の感染拡大、この状況を踏まえますと、12歳から15歳の小児の接種機会、これを拡大していく必要があると、こう考えています。これまでは12歳から15歳までの小児の皆さんは、小児科医の皆さん方、小児科医の会の皆さん方から提言を受けまして、ワクチン接種については小児科医が丁寧に説明や対応が必要と。であることから小児科医がいらっしゃる個別接種というのを基本としてきました。このたび、集団接種会場においても小児科医の確保にめどがついたために、個別接種に加えまして若年層の接種を集団接種会場でも推進していくということであります。
総合的読解力育成とは具体的に何をするのか
読売テレビ:ありがとうございます。次、大阪市の「教育振興基本計画」のことなんですけれども、計画の素案の4番なんですが、誰一人取り残さない学力の向上というところの中に、3年生以上の小学生とか中学校で、毎週1時間以上授業として総合的読解力育成の時間を実施するとあるんですけれども、この授業は具体的に言うとどういった授業なのかというのを教えてください。 松井:これは6月の29日に開催されました総合教育会議の議論を踏まえまして、子供の世界を広げて思考を深めるような内容になるように、現在、教育委員会事務局で検討してもらっていますが、読解力を身に付けることが子供たちにとって社会を生き抜くためにとても重要だと思います。学力向上のためにも、そもそも問題の趣旨、意図が分からないというところで、これはだから国語のみならず、やっぱり数学にしても理科にしても社会にしても、問題を理解できなければ正解となる答えが導き出せませんのでね。やっぱり読解力というのが非常に重要だと思います。具体的な授業の内容は教育委員会、事務局でちょっと問い合わせしてもらいたいと思います。 読売テレビ:ありがとうございます。最後に「総合フェスタ」の話なんですけれども、感染者が少なくなっているとはいえコロナ禍の開催2回目ということですけれども、開催に向けて工夫をされたこととか、あらためて、こちらもなってしまうんですが、見どころとかを教えてください。 松井:このイベント会場におきましては、参加される皆さんが安心して来場いただけるように、来場者に対しましてはマスクの着用、消毒や手洗いの徹底など感染予防対策を講じて実施をしますが、来場による感染リスクを心配される方でも、場所や時間を選ばずに楽しんでいただけるようにオンラインで参加をしていただきたいと、こう考えています。 例えば体験教室の動画ならではメリットを生かして、繰り返し視聴や講師の手元がよく見えるように工夫をしています。また、オンライン上でのコミュニケーションの楽しみ方を体験できるワークショップの生配信なども行います。皆さんが安心してさまざまな形で参加できるようにして開催しますので、興味のある方、ぜひ参加をいただきたいと思います。 司会:次の質問をお受けします。毎日放送テレビさん。