東京都医師会長「最悪に備えるのが原則」 インフル・コロナ同時流行
東京都医師会の尾崎治夫会長は13日、記者会見し、懸念されている新型コロナウイルスのインフルエンザの同時流行について「最悪のことに備えて対処するのが感染症の原則だ」と語り、インフルエンザワクチンを積極的に接種するよう呼び掛けた。 【動画】東京都医師会が会見 今冬の感染症対策について
会見で、尾崎会長は「この冬はインフルエンザとコロナが同時に流行る可能性がある」と説明。 「南半球の冬場の例を見るとあまりインフルエンザは流行らないという話もある。日本の場合冬がどうなるかまだ分からないが、やはり流行るということを前提に、最悪のことに備えて対処するのが感染症の原則なので、是非多くの方にインフルエンザワクチンを打っていただき、予防に努めていきただきたい」と訴えた。