いま「貯金はNG」なワケ...資産運用や仕事に効く「イチオシのビジネス書」を一挙紹介
<本の要約サービスflierが新刊の中から話題の本をピックアップし、それぞれのおすすめポイントを「本の作り手」が紹介>
毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない......」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません......。そこで、そんなラインナップのなかから、書店やネットなどで話題となっている本をピックアップして、「推しポイント」をまとめてみました! きっと「あなた好みの1冊」が見つかるはずです。 ※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。 ●日本だけ給料が上がらない謎…その原因をはっきり示す4つのグラフ ■スポーツ愛好家必読! これで最強の身体能力が手に入る 『最強の身体能力 プロが実践する脱力スキルの鍛え方』 著者:中野崇 出版社:かんき出版 これまでいろいろな筋トレを試してみたものの、思ったとおりのパフォーマンスが発揮できない、ケガや不調を繰り返す、といったことで悩んだ経験がありませんか? 実は、「鍛える系」のカリキュラムが必ずしもパフォーマンスの向上を約束するわけではありません。スポーツで結果を出すために最も重要なのは、「脱力」の能力とそのためのトレーニングです。 なぜなら、本番でパフォーマンスを発揮できなかったり、ケガをしたりするのは、身体の緊張、つまり「力み」が強く関係するからです。 本書では、あらゆる競技に役立つ「脱力スキル」の身につけ方と「脱力トレーニング」の方法を紹介しています。実践動画つきなので、ぜひ一緒にやってみてください。 (かんき出版 編集担当者) ■良いアイデア&企画は、「良いコンセプト」から生まれる 『コンセプト・センス 正解のない時代の答えのつくりかた』 著者:吉田将英 出版社:WAVE出版 「来週までに何かアイデア(企画)を考えてきて」と上司やクライアントに言われたものの、まったく思い浮かばず苦悩・悶絶──そんな経験は誰にもあるはず。実は、こんな時はアイデアや企画よりも先に「コンセプト」という「骨組み」を考えるべきなのです。 コンセプトとは「新しい価値の提案」です。よく知られている代表例は「会いに行けるアイドル」。コンセプトが基点となることで初めて様々なアイデアや企画が生まれるのです。 では、どうすればコンセプトを生み出せるのでしょうか? 本書では、誰もが簡単に使えるフレームワーク(コンセプト構文、BIV-Cメソッド、コンセプト曼荼羅など)を、たくさんの事例とともに解説します。クリエイター、プランナー、企業の企画職の方におすすめの1冊です。 (WAVE出版 外部協力編集者 貝瀬裕一) ■「人生は無常である」─この考え方ですべてうまくいく! 『達観するヒント もっと「気楽にかまえる」92のコツ』 著者:名取芳彦 出版社:三笠書房 この本に書かれている「変わらないものなど、何一つない」という仏教の考え方は、シンプルだけど、とても深い。実際この本を読んでから私は、「変わること」を前向きに捉えられるようになり、人間関係や健康面などにおける不安やイライラがなくなりました。 「達観」や「無常」という言葉から少し堅い本なのかなと思っていましたが、全然そんなことはなく、スラスラと読めて、どれも腑に落ちる内容ばかりです。 本書では、「無常」をキーワードに、毎日をもっと気楽に、穏やかに、そして賢く生きるためのヒントがたくさん紹介されています。「変化」の激しい現代だからこそ、ぜひ手に取ってほしい一冊です! (三笠書房 編集本部 沢村亮太) ■応援者が増える! ビジネススキルとしての「相談」とは? 『相談する力 一人の限界を超えるビジネススキル』 著者:山中哲男 出版社:海士の風 2025年大阪・関西万博に向けて経産省、内閣官房、博覧会協会と連携して発足した「事業化支援プロジェクトチーム」のサブリーダーを務める山中哲男さんが、自身の20年以上の実業家としての経験に基づき、「相談」をキーワードにした実践ノウハウを記した。 山中さんは、丸亀製麺の海外1号店となるハワイ・ワイキキ店の進出サポート。淡路島の西海岸エリア開発ではゼロから年間40万人が訪れる人気スポットに変貌させた立役者だ。 本書では人生の可能性を拓き、成果を出してきた最大のスキルを「相談」と位置づけ、一般的な “報連相” の概念を覆す。相談のタイミングを予防相談、対処相談、種まき相談と分類し、相談相手の選び方や何を伝えると応援者が増えるのかについても解説している。 (海士の風 出版プロデューサー 長島威年)