小池都知事が定例会見2月4日(全文1)新たに大規模接種会場を開設
「シン・トセイ」推進に422億円計上
こうした改革をさらに加速しまして、また、日進月歩で変わっていくところがありますので、アジャイルに推し進めるために、「シン・トセイ2」を、策定を同時並行的に行っております。ユーザーとの対話の徹底やQoS、Quality of Serviceの数値化、変革のスピードアップなどなど、5つのスタンスで改革をさらに実践して、これを、職員一丸で都政のQoSをさらに上げていきましょうということで取り組んでまいります。今申し上げた「シン・トセイ」の推進には422億円を計上いたしております。 2つの戦略のバージョンアップの鍵というのはスピード感と、それから実行力に尽きます。わが国を取り巻く環境、大変激変をいたしております。調査、そして実証実験を繰り返しているということよりも、まずもうこれらの政策実行に必要な経費をつぎ込みながら実行していく。例えば令和4年度、来年度の予算では、これらの、今の6つの切り口を含めまして約1兆5700億円を予算として付けてまいることによって実現を、1つ1つスピード感を持って実行してまいる。世界に目を向けて、光り輝く未来の東京実現への歩みを加速していきたいと考えております。今日は3つ、3点について私のほうからお伝えをいたしましたので幹事さんにお戻しをいたします。どうぞ。
どういう状況になれば重点措置を解除すべきか
幹事社:知事、どうもありがとうございました。それでは幹事社として1問お伺いしたいと思います。まん延防止等重点措置の期限である13日が迫っています。昨日、どんな状況になったら緊急事態宣言要請を判断するかという指標をお示しいただきましたが、重点措置についてはどんな状況になったら解除すべきだというふうにお考えでしょうか。知事のお考えをお聞かせいただければと思います。 小池:それでは今のご質問でありますけれども、モニタリング会議を開いておりますが、こちらで専門家の皆さんから報告をいただいております、感染リスクの高い夜間の繁華街の滞留人口が、ずっとウオッチしておりますけれども、それが引き続き減少していると。これは感染拡大防止の効果につながるものと考えておりますので、ここも1つのチェックポイントになってくるかと思います。それから、この点については、ただ多くの飲食店の皆さんにご協力いただいて、また利用される方々もご協力いただいていると。感謝申し上げたいと思います。 「感染をとめる、社会はとめない」ということから、きのう、オミクロン株の特性に応じた追加対策を取りまとめたところでございますので、その抑制に総力で取り組んでいくということであります。じゃあどうするのかでありますけれども、今後の感染状況や医療提供体制の状況、それから専門家の方々の意見を踏まえながら、国と連携しながら対応していきたいと考えております。皆さんの引き続きのご協力、13日まで、まん延防止の重点措置が続いておりますので、引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。はい、よろしいでしょうか。 幹事社:はい、ありがとうございました。幹事社からは以上です。それでは各社さん、質問をお願いいたします。挙手のボタンを押されて、知事からご指名を受けた上で会社名とお名前を名乗ってからご質問をお願いいたします。 小池:それでは手があがっているMXさん。白井さん? 【書き起こし】小池都知事が定例会見2月4日 全文2に続く