小池都知事が定例会見2月4日(全文1)新たに大規模接種会場を開設
新たなソーシャルファームの認証
あと2点お伝えすることがございます。2点目です。2点目が、新たなソーシャルファームの認証についてのお知らせです。コロナ禍の影響で雇用環境、依然として厳しい状況にあるわけですが、中でも障害をお持ちの方や一人親の方など、雇用が、確保することはとても今的にも重要な課題となっているわけです。都は昨年度からこうした就労に困難を抱える方々を多数雇用するソーシャルファームの認証制度を開始しておりまして、これまでに16の事業所を認証してまいりました。今年度は新たに12の事業所が、おおむね半年後のソーシャルファームとしての認証を目指しておられる、取り組みを進めておられるので、ご紹介をいたしたいと思います。 具体的には視覚障害者の方が音声ガイドによる地図アプリを開発する事業、それから事例2になってますけれども、引きこもりを経験された方がパソコンなどのスキルを磨いてウェブサイトの制作を行う事業など、非常に特色のある取り組みが行われております。こういった取り組みによって約40名の就労困難者の雇用の場が提供されることになります。認証ソーシャルファームとなったときには運営費の助成や、また、専門家によるコンサルティングなど、自律的な経営に向けて都として強力にサポートもいたしますので、今後も就労に困難を抱える方の雇用の場を拡大するとともに、ソーシャルインクルージョンの輪を広げてまいります。産業労働局が担当しております。
「『未来の東京』戦略 version up 2022」を作成
3つ目の項目でありますが、「『未来の東京』戦略」ということで、これ、また「シン・トセイ」戦略の内容をバージョンアップいたしましたので、それをお伝えすると。これ、3つ目です。言うまでもありませんが、戦略というのは、これ、昨年3月に戦略を策定したんです。そこから1年間、政策の実現のためにさまざまな工夫を凝らし邁進をしてきたところでありますし、また、戦略というのは作って終わりではなくて、実行してこそ重要になるわけであります。また、時代の状況に応じて内容のバージョンアップをしなければなりません。東京2020大会が終わりました。都政は今、新たなステージに立っております。そこで未来を切り開く取り組みをさらに加速すると。そのために「『未来の東京』戦略 version up 2022」を作成したということであります。 今回のバージョンアップの視点には、2つ大きな点がありまして、1つ目は東京2020大会の成功を都市の発展へつなげること。1年延期になりましたし、東京2020大会、さまざまな方のご協力を得て完遂することができたわけでございます。大会を通じて生み出されたレガシー、これを発展させて多様性、包摂性にあふれた未来の状況をつくり上げていくというというのが1点目。 2点目が、時代のニーズや状況変化に迅速に対応するということで。コロナは暮らしや価値観へ大きな影響を与えました。また、世界ではグリーンやデジタルという、この成長分野を柱にして都市間競争を、すさまじい都市間競争があるわけです。それから東京都こども基本条例ということで、どんな場合でも、全ての子供が健やかに成長できるようにと、子供目線での政策展開が今、急務となっているわけで、このこれらの視点から今回政策のバージョンアップを図ったということです。 最初の「version up 2022」、ソーシャルファームになってますね。これじゃないですね。うん? あ、こちらでいいんですね。「version up 2022」では、先ほど申し上げましたように昨年の東京2020大会のレガシーをどうやって生かすのかという方向性をお示ししている。で、徹底した感染対策、危機管理の取り組みを、感染対策の司令塔であります、東京iCDC、ここの機能をさらに強化する、無電柱化の加速、豪雨災害への対策強化など、安全・安心な都市の実現に向けて取り組んでいくということです。