小池都知事が定例会見2月4日(全文1)新たに大規模接種会場を開設
「家族で守ろう 10 の約束」の活用を
高齢者などを含みます教育・福祉関係者などが対象となります。これらの接種の対象になる方々は都庁の北展望室のほか、今、画面に出ているかと思いますけれども、ご覧の会場においても接種が受けられるようになっております。今日の16時、午後4時から予約を受け付けますので、この機会の活用をご検討いただきたいと。これが1点目。 2点目ですけれども、都民の皆さま方への再三のお願いでございます。かねてより申し上げているように、また、当たり前のことで恐縮ですけれども、感染しない、させない。そのために夜間の繁華街など混雑する場所・時間を避けての行動、そして正しいマスクの着用、小まめな換気、3密の回避など、これら基本的な感染防止対策を必ず行っていただきたいということです。この基本的対策を徹底していただくことは、自らの身を守るだけではございません。ご家族の健康を守るということにもつながります。 この家庭内感染というのが今も最大の感染経路となっております。ご家族が感染してご自宅で療養される場合、どうすれば家庭内で感染を広げないか、いろいろお悩みのこともあろうかと思います。そうしたときは自宅療養中の留意点や、また、困ったときの連絡先などをまとめたチェックリスト、以前からもご紹介しておりますけれども、こちらです。「家族で守ろう 10 の約束」をご自宅の見やすい場所に張るなどしてご活用をいただきたい。そして2月6日に、日曜日ですが、『広報東京都』というのは毎月新聞に挟んで入っているかと思いますけれども、『広報東京都』特別号を発行いたします。そちらのほうにも掲載をするほか、ホームページでもダウンロードできるようになっておりますので、ぜひご活用いただきたいと存じます。
「TOKYOテレワークアワード」大賞企業を決定
3点目は企業の皆さま方へのお願いであります。もうあらためてですが、テレワークのいっそうの活用ということです。テレワークは申すまでもなく感染リスクを抑えるとともに企業の重要な経営戦略でもあるかと思います。これを促進するために、よくやっている企業の方、たくさんいらっしゃるんですけど、その中から「TOKYOテレワークアワード」で優れた取り組みを表彰いたしております。今回、大賞を受賞されましたのが食品の包装資材メーカーで、株式会社吉村という会社さんであります。事業者であります。その事例をちょっとご紹介しておきましょう。 こちらでは工場などの現場で働く方も含めて、会議はオンラインで開催をしておられます。また、営業社員の商談もリモートで行うことを徹底されている。そして工場でもありますけれども、ほかにもたくさん、さまざまな職種がその会社ではあるわけですけれども、週3日、社員7割以上、社員の7割以上のテレワークを現実に行っておられると。それから書類の9割を電子化しておられる。ということで、経営者の皆さまにはこうした事例も参考にしながら、うちは無理だよなとかおっしゃらずに、ぜひとも従業員を感染から守るという観点、そしてまた働き方改革という観点、ぜひともこういった事例からヒントを得ていただいて、いっそうの取り組みを進めていただきたいということです。 感染拡大によって療養や日々の暮らしに不安を感じていらっしゃる方、もう本当に毎日2万人の陽性者ということは、その背景といいましょうか、その関連した方というのはさらに掛ける何倍ということになってるわけですが、そうした都民、事業者の皆さまの不安を少しでも和らげられますように、都が取り組んでおりますさまざまな支援策がありますので有効にご活用いただきたい。分かりやすくホームページに、こちら、まとめサイトがあります。これらのまとめサイトからどんどん必要なところに入っていただいて、検索していただいて、それらのツールをぜひともご活用いただきたいと思います。今もオミクロン株による感染は拡大しておりますけれども、皆さんのお力を結集いたしまして、この局面を闘い抜いていきたいと存じます。「感染をとめる、社会はとめない」。ご自分、大切な人、そして社会を守るためにも引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます。