名古屋市・河村市長が定例会見4月11日(全文2)名古屋は正しい経済学に基づいて市政を行っとる
教育長空席はいつまでに解消目指すのか
NHK:いえいえ。じゃあ、よろしいでしょうか。じゃあ次の質問なんですけれども。教育についてなんですが。教育長の空席が4月の1日から始まっていますけれども、いつまでにその空席の解消を目指されようとしているのか。また、その解消に向けた人選など、現在の取り組み状況、進捗について伺えないでしょうか。 河村:それは、教育長は早く決めたほうがええですけど、法律に従いまして、教育長が決まらないときには教育委員会で代理を置くということになってまして、今、全員のメンバーで代理やっていこうということで、僕もその教育委員会のメンバーと連絡取っておりまして、実務は、差し支えはありません。だけどだいたい私も某大政党の某幹部に広沢さんでええよいって、オーケー取ってやっとるんです、これは。むちゃくちゃですわ、本当にね。自民、公明、民主、共産ですか。否決してまって。それでまたなんか突然、どういう言い方だ、能力がないという言い方はなかったかな。ええ、なかった。それはなかったですね。なんかそれに近いような発言があってですね。 とにかく1人の子も死なせない名古屋、1人の子も死なせない日本をつくるいうのは大変ですよ。そりゃ、それをやっていかなあかんためには教育委員会改革が要るんです。皆さんが、教員が1万人近くいますけど、教員ばっかじゃないですけど、全員が1人の子も死なさないと。1人いなくなったら俺の責任なんだと、これは。私は市長の責任だと思ってますよ。
人選に向けて何をしているのか
そういう気持ちがないと変わらないんで、よほどの人材でないといかん。先ほど言いました某政党の方からは教育委員会から選べと言われましたので、そんなことできんいうて。名東区でめちゃくちゃなレポート書かれとってですよ。形骸化しとる教育委員会は。そのまま放置したのは明確に違法だとはっきり言われとった人を推薦するというのはめちゃくちゃですよ、本当に。というお話。 NHK:市長、そうしますと、これまでの経緯はよく分かったんですけども、今、人選に向けて何をされているのですか。 河村:それはいろんな、知っとるといいますか、人に相談したりしとります。 NHK:夏休み明けぐらいまでには見つかりそうですか。 河村:どうですかね。早いほうがええんですけど。自分でやれるところはフォローしていきますけど。今、名古屋でこの予算入っておりますけど、学校の福祉機能ということで教員以外の社会福祉士さんだとか、僕は看護師さんなんかも入ってもらって、子供さんの悩みに対応していくだけじゃなくて、世界に遅れを取らんように、自分の好きなことを子供さんがやってると。本当は、高校入試は廃止せないかん、これは、本当に。こんなことやらせてというのは。それは広沢さんが一番熱心だったんだすよ。だけどやるには、大物先生が反対しとるでいかんいうて、この間、某教育委員の方から言われましたけど、教育委員会の人から。そういう問題じゃないでしょういって。というお話で。 NHK:ありがとうございました。じゃあ次の、もう1点教育政策について伺いたいんですけども、市長かねてから小中高一貫校を開校させたいっていうふうにおっしゃっていて、本当はこの春開校させたかったけれども間に合わないので来年の春だということを以前、記者会見等でおっしゃっていましたけども、実際可能なんでしょうかというのが、まず1点伺いたいのと。もし可能だとすればなんですけど、実際に小中高一貫校の開校に向けた手続き、校舎は造らなくてもいいと市長おっしゃったので、連携型とかいろんなタイプを想定されてると思うんですけど、手続きにどのくらい掛かるんでしょうか。どんな手続きが必要なのかというのも併せてお尋ねできればと思います。 河村:まず可能かどうかいって、そんなもん別に今、愛知県がやっとる高校入試、愛知県がやっとるいうわけで名古屋市も参加しとるんだけど、そこから離脱すればいいわけでね、名古屋市が。なんの問題もないと思いますよ。教育委員会制度ってそういうことですから。