アーモンドアイの初子アロンズロッドはホロ苦4着デビュー ルメール「大きな伸びしろがあります」
GⅠを9勝した顕彰馬アーモンドアイの初子として注目を集めたアロンズロッド(父エピファネイア、牡・国枝)は、単勝1・4倍と圧倒的な人気を集めたが、0秒5差の4着に終わった。 道中は中団馬群の後ろを追走。直線で外からじわじわと脚を伸ばしたものの、前には届かなかった。ルメールは「最初はスピードを出してくれず、後方になりました。だんだんペースアップしてくれましたが、まだ甘いですね。これから良くなっていくし、大きな伸びしろがあります」と今後に期待した。 母も2歳夏のデビュー戦で単勝1・3倍の1番人気に支持されながら、2馬身及ばず2着。国枝調教師は「母と一緒で遠慮深いね」と苦笑いしつつ「馬を気にしているのか、もっとハミを取ってグンと行かないとね。それでもしまいに脚を使っていないわけではないし、レース後にケロッとしていたからね。今後前向きさが出れば。大器晩成だね」と前を向いた。 当初は8月に新潟でデビュー予定だったが、態勢が整わずに延期。ノーザンファーム天栄でひと夏越して再入厩し、3冠牝馬アパパネの子でブラックタイド産駒の僚馬アマキヒ(牡)と稽古を重ねてじっくり調整されてきた。
東スポ競馬編集部