アメリカ在住シングルマザーが驚いた「子どもへの声かけ」に対する日米の意識の違い
競争は楽しむもの
息子のサッカーの試合の時、試合前に親御さんがこんな声かけをしているのをよく聞きます。 Go for it, and have fun! 思い切ってやって、楽しんでね! 真剣な勝負の中にも試合自体を「楽しむ」という考えが素敵だなと思いました。 「○○ちゃんと一緒に頑張る事が、ママとパパはとっても楽しいんだよ!」 「今日のサッカーの試合楽しんでね!ママもパパも応援してるよ」 など、結果よりも過程を一緒に楽しんでいることを伝えられる声かけも、子どものモチベーションをあげるために効果的だそうです。 日本で「競争」というと、勝ち負けや全体の中で自分がどの位置にいるかに焦点を当てられることが多いですが、アメリカではそれ以外にも、自分を表現する場所、自分を試してみる場所のような、自分を成長させるための場所という意味合いが大きいと思います。 色々な大会やコンテストに出てみたり、試験に挑戦することで、子どもの成長を親子で楽しめるようになれたら良いなと思います。 みなさんも、家庭で実践してる声かけなどがあれば是非教えてください!
【Profile】ひろこ(@hirorokok)
カリフォルニア在住、7歳男子のママ。20歳でアメリカに留学。カレッジを卒業後、コンサルティング会社、貿易会社に勤務。2児のシングルファーザーだった元夫と結婚。非行少年だった長男と自閉症の次男の子育てを通して、ペアレンティング(子育て)について専門家から学ぶ。その後自身の息子を出産、離婚してシングルマザーに。現在は日系企業のアメリカ支社で経理部に所属。誰かの役に立つことを願い、アメリカの子育てアイデアを発信。初の著書『LA在住のママがやっている アメリカ式・はじめてのお金教育』(KADOKAWA)が好評発売中。