トゥミのカジュアルバッグがすごい 注目はロードバイク用、テニス用やヨガ用も
■テニス、ヨガ…スポーツコレクションも拡大中
トゥミでは最近、スポーツに特化した「トゥミ スポーツコレクション」も拡大している。たとえば、テニス愛好者向けには2つの新スタイルが登場。テニス・ラケット・バッグとテニス・バックパックだ。 テニス・ラケット・バッグは、中央で分離できるマグネット内蔵のショルダーストラップで、肩掛け、両肩掛けができる。 また、ヨガ・スリングもデザインを刷新。広々としたコンパートメントに、最大26インチ(約66センチ)のマット他、ヨガレッスングッズの全てを入れて持ち運ぶことができるようになった。
■「移動」をより快適に美しく オフ用拡充に期待
トゥミの製品を見ていると「なぜ、ここにこんな便利なポケットがあるのだろう?」「なぜ、底にバックパックを覆う雨よけが付いているのだろう?」などと驚くことがある。 その理由について以前、「社員たちの声がそのまま商品に反映されるからだ」と聞いたことがある。確かに、バッグを巡る、ある1人の悩みは、そのバッグを使う全員の悩みともいえる。それを解消できるようにしてきたトゥミの進化は、今後も止まらないだろう。 創業以来、「移動」をより快適に、楽に、そして美しくすることを目指して、ものづくりをしてきたトゥミ。ビジネスシーンだけでなく、オフにもそのノウハウを生かすことで、ますますユニークかつ美しいバッグが登場してくるに違いない。 文:大嶋慧子(ファッションエディター&ライター)
大嶋慧子
大学卒業後、『non-no』(集英社)他のエディター&ライターに。ミラノコレクション取材でメンズファッションに興味を持ち、『UOMO』(同)創刊から6年間担当。現在はフリーで活躍。Bruce WeberのフォトグラフとYouTube「もちまる日記」の大ファン。 ※この記事は「THE NIKKEI MAGAZINE」の記事を再構成して配信しています。