V奪還を狙う旭化成は葛西潤がパリ五輪出場 高卒“叩き上げ”の齋藤椋も主要区間候補に成長【ニューイヤー駅伝】
西村功監督は「九州の5区はニューイヤーと違って、最初から前を追って追いつき、そこから勝負して勝った。良いレースだったと思います。ニューイヤー駅伝では主要区間候補です」と高く評価した。 齋藤の希望区間は前回葛西が走った5区だという。「10000mの27分台にこだわったのも葛西選手の5区を見たからです。葛西選手も八王子ロングディスタンスで27分台を出して、5区の走りにつなげました。区間賞争いをするには27分台を出して、ニューイヤー駅伝の場に立たないといけません」。前回はメンバー入りすることが、大きな前進だった。今回は主要区間で区間賞争いをすることが、齋藤にとって大きな意味を持つ。高卒選手が最多優勝に貢献してきた旭化成では、齋藤の活躍はシンボリックな意味を持つ。 (TEXT by 寺田辰朗 /フリーライター) ※写真は葛西潤選手
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