新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見(全文1)副反応の情報はしっかり発信したい
河野大臣はいち早く接種すべきでは
ニコニコ動画:ニコニコ動画の七尾です。よろしくお願いします。連日お疲れさまです。国民の関心事、期待と不安があります。河野大臣自らが率先して接種することについてお聞きしたいと思います。先日26日の国会質疑では国民が足踏みするようならということだったと思います。もう1つ大きな点としては、もし、こういった例えはしたくないんですが、もし大臣がコロナに感染したら多くのことが止まってしまうのではないか。つまりワクチン接種の司令塔としての危機管理上、むしろいち早く打つべきだという考え方もあるとは思いますが、この点、いかがでしょうか。 河野:現時点では一般の接種が始まった段階で率先して打ちたいと思っておりますが、安全性の観点、その他、私や田村厚労大臣が率先して打てということであれば、国会でもそういうご質問をいただいておりましたけども、必要があれば率先して打つのはやぶさかではございませんが、さまざまな世論調査を見る限り、それなりの方が打ちたいとおっしゃっていただいておりますので、今のところ接種の順番どおりにスタートして、特に問題はないのではないかと思っております。 司会:ほかいかがでしょうか。一番前の女性の方。
アストラゼネカのワクチンについての考え方を知りたい
Radio France:Radio Franceの西村と申します。よろしくお願いします。アストラゼネカ社のワクチンについて質問させていただきます。3月末までに3000回分を輸入する予定でしたが、その予定はどうなったのでしょうか。もう1つは、先ほどの冒頭で、アストラゼネカ社についての発言はなかったと思うんですけれども、海外では、特にEUでは、65歳以下の方しかアストラゼネカでワクチンを受けるということになりまして、今のところ日本の政府の考え方を教えてください。 河野:アストラゼネカは、2月の5日でしたか、金曜日に承認のための申請をされましたので、承認プロセスが進んでいるというところでございます。どういう方に打つかというようなことは、この承認の中で決まっていくわけですから、私のほうから今申し上げることは特にございません。 Radio France:供給については? 河野:承認してからさまざま検討していきたいと思います。 司会:ほかにいかがでしょうか。朝日新聞の坂本さん。前から2番目の方。