新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見(全文1)副反応の情報はしっかり発信したい
いよいよワクチン接種が始まる
自治体の接種会場でバーコードを読み取っていただいたりOCRラインを読み取ったりという一手間掛かりますけども、住民からの問い合わせの対応が迅速化、効率化されることになりますので、全体として自治体のご負担は軽減されるというふうに期待をしているところです。あしたこのシステムの新しいナショナルデータベースの自治体向けの説明会を開催し、タブレットでどのように予診票を読み込むかなど、自治体の皆さまに説明をし、負担を極力少なくしながらデータベースを構築することができるというようなことを説明してまいりたいというふうに思っております。 いよいよコロナ対策の切り札といわれるワクチン接種が始まりますので、国民の皆さまにこのベネフィットとリスクを正確に理解をしていただいた上で多くの方に接種をしていただくことを期待をしたいというふうに思っております。効果ですとか、あるいはこのワクチンの副反応といったものは官邸のホームページ、あるいはTwitterのアカウントでの発信というものを通じ、またテレビや新聞などのメディアを通じてしっかり発信をしていきたいというふうに思っております。私からは以上です。 司会:それでは質疑に移ります。ご質問のある方は挙手をお願いいたします。オンライン参加の方は挙手ボタンを押してください。私が指名いたしますので社名、指名を明らかにした上でご質問をお願いいたします。オンライン参加の方はミュートを解除の上、質問してください。いかがでしょうか、共同通信の真ん中の【飯川 00:12:01】さん。
高齢者接種完了時期の見通しは
共同通信:共同通信の飯川です。大臣、冒頭言及のあった高齢者向けの優先接種に関して伺います。大臣、先日開始時期についてこれまで、早くても4月1日以降になると表明されていました。先ほど4月という言及でしたけれども、これは4月初旬、あるいは中旬は厳しくなったという認識なのか、具体的な日程感をお示しいただきたいのと、そのとき最も早い想定では6月第3週までに高齢者2回目の接種を終える日程感を示されていました。現時点で高齢者接種の完了時期、そしてそれ以降の接種の見通しをお聞かせください。 河野:高齢者の接種に関して現時点で特に何か付け加えることはございません。1つはワクチンの供給量をしっかり確保した上でお知らせをしてまいりたいと思っております。4月1日より前に高齢者の接種が始まるということはございません。また、接種が始まれば2カ月と3週間で高齢者の接種が終えられるという目標で計画を立ててくださいと自治体にお願いをしておりますが、それを目標として体制を組んでいただきたいということは変わりはありません。 それぞれ自治体、大きさも違いますし、地理的状況も違いますから、なかなか2カ月と3週間で全ての自治体がいけるかどうか、そこは分かりませんが、目標としてはそれを頭に置いての体制づくりをお願いしたいと思います。 司会:ほかにいかがでしょうか。一番前の。