大阪府・吉村知事が定例会見2月10日(全文2)来週あらためて判断したい
議会の主要会派からの要望もあった
あとは大阪維新の会を含めて、議会からも、議会の主要会派からも要望もありましたし、僕自身もここはなんとか、課題があったんですけど、不正受給がある意味ちょっと見抜きにくいというか、そういう課題があって、これまではなかなかそこは、開業については認めてこないという経緯もありましたが、長引いているという経緯等もあって、議会からの要望という、当然、経緯と。なんとか不正受給というのをきっちり厳格に審査をしながら、だからそういう意味では少しここは支給が遅れてくる場合もあるかもしれません。その後も継続して営業をやっていることが前提であったりとか、いろいろこれから要件チェックをすることになると思いますので、少しちょっとここは税金ですから、適正な支給に少し審査、厳正なものが必要になってくるとは思いますが、それでもやっぱりこれだけ長引いていることを踏まえたら、やるべきではないかというふうに判断したということです。 NHK:ありがとうございました。 司会:次のご質問をお願いします。
LINEを選んだ理由は
日刊工業新聞:日刊工業新聞の大川です。今回、ワクチンのツールとして、数あるツールの中でもLINEを選んだ理由について教えていただいていいですか。 吉村:まず多くの人が活用しているということです。この中でLINE使っている人、どれだけいます? LINE使ってる人、手挙げてください。これが理由です。LINE使ってない人います? これが理由です。ゼロです。だから多くの人が使っているということと、それからLINEの中でもシステムについて、開発事業者は複数あるみたいなんです。いろんな予約システムを、LINEは活用するんですけど、LINE社がやっているというより、LINEを活用した予約システムをつくっているところは複数あるみたいで、その中で今回、われわれとして最も医療従事者向けに活用しやすいものは何か、最も便利なものは何かというのを追求して、その社を選んだと。ちょっと僕も固有名詞、知らないんですけども、そこを選んだというふうに報告を受けていますから、そういう意味でLINEを使った理由というのはそういう理由ですね。その中でも複数あるみたい。7社か8社かぐらいあるから、それぞれの自治体によって同じLINEを使うといっても、実はちょっと使っているシステムは違うのかもしれないけど。でもLINEを活用しているということです。それは便利だからですね。 日刊工業新聞:ありがとうございます。ワクチン接種ではLINEを活用したりですとか、QRコードも別で活用されていたりですとか、個別には非常に便利なんですけれども、利用者からするとちょっと煩雑にも思えるんですが、これはやっぱりシステムの構築スピード重視ということで、いろいろツールは分かれたという感じでしょうか。 吉村:え、どういうことですかね。 日刊工業新聞:ワクチンに関してはLINEですけれども、例えば診療予約なんかは別でQRコードを活用したものをシステム化されていたりですとか、大阪府さんとして。 吉村:ああ、これですか。 日刊工業新聞:はい。 吉村:そうですね。これについては、最も適切なものはなんなんだろうというので、これは担当部と、これはもうQRコードの読み取りだけの話ですので、予約システムでもないし、そのときに適切なものを使ったということだと思います。LINEについてはそもそもインストールする必要がないので、やっぱり不特定多数の人に予約をしてもらうという意味では便利じゃないかということで、これを活用したということです。