アルファ初の電気自動車「アルファロメオ ジュニア」はリアルスポーツカーだ!
アルファロメオ ジュニア(Alfa Romeo Junior):SUVの「ジュニア」はアルファ初の電気自動車。当初は「ミラノ」という車名だったが、「ジュニア」に変更された。その名の通りスポーティなチューニングによりステランティスの兄弟車との共通点はない。
我々のお気に入り ・ユニークなデザイン ・その名にふさわしいスポーツシート ・愛情を込めて仕上げられたインテリア 不満な点 ・窮屈なリヤ
アルファ初の電気自動車
アルファロメオが2027年に電気自動車に移行するという発表は、おそらく多くのファンを驚かせたことだろう。伝統あるイタリアンブランドは現在、ミニSUVの「ジュニア」でこの方向への第一歩を踏み出そうとしている。しかし、一貫しているわけではない。アルファはこのクルマを内燃エンジン(マイルドハイブリッド)としても提供する。このクルマはすでに注文可能だ。
40馬力アップされたヴェローチェ
「ジュニア」はまだ市販されていないが、かなりの波紋を呼んでいる。まず車名が変更され、今度はアルファが電気駆動のトップモデルの「ヴェローチェ」を当初の発表よりもパワフルにすると発表した。 当初の発表では、電動版「ジュニア ヴェローチェ」は240馬力と言われていたが、現在はなんと40馬力もパワーアップしており、ジュニアのデータシートには280馬力と記載されている。アルファによれば、エンジニアはロードテストの一環としてパワーを向上させることができたという。その目的は、「ジュニア」をアルファの他の「ヴェローチェ」モデル(ジュリア、ステルヴィオ、トナーレ)と同じくらいパワフルなものにすることだった。
アルファがSUVの名称を変更
最初のサプライズは、2024年4月初旬の発表会の直後にもたらされた。アルファはブランド初の電動SUVの名称を変更すると発表したのだ。当初は「ミラノ(アルファの地元ミラノにちなんで)」という車名だったが、「ジュニア」に変更された。
価格:ジュニアは29,500ユーロ(約505万円)から
「アルファロメオ ジュニア」のベーシックバージョンは29,500ユーロ(約505万円)または39,500ユーロ(約675万円=電気自動車仕様)から。最上級モデルの「ヴェローチェ」は48,500ユーロ(約830万円)以下では購入できない。 また、18インチタイヤ、10.25インチタッチスクリーン、レザーステアリング、マッサージ付き運転席などを装備した特別モデル「スペチアーレ」もある。マイルドハイブリッドの「ジュニア」は31,500ユーロ(約550万円)からで、電気自動車仕様には10,000ユーロ(約175万円)「の追加料金がかかる。