大阪府・吉村知事が定例会見2月10日(全文5完)時短解除は感染状況を見て判断
シリンジの話、府の計画に影響は?
毎日放送:ありがとうございます。あと先ほどの日日新聞の方の質問とかぶるんですけども、シリンジの話で、今、現時点で大阪府に影響とかって、府の計画に対して影響っていうのは出そうなのかっていうのは分かりますか。 吉村:計画に影響というか、そもそも6っていう単位が5になるって、国から、田村大臣がおっしゃっていたので、5になるんだと思います。それを前提にわれわれとして考えるということになると思いますし、先ほど6カ月という、本当にできるのとか、いろんなご質問もある中で、やっぱり不確定な要素がある中で計画をしているというところはあります。自治体としてできることからやっていこうと。不確定な要素の中の1つで、そもそもワクチンが来るのかと。いつ、どれだけ来るのかっていうのは、実は全然情報ないんです。 だからそういった意味で、場所の確保とか、お医者さんの確保とか、なかなか難しいところはあるけれども、それが急に決まるかも分からないし、国も分かってたらある程度教えてもらえると思うんですけど、国もなかなかたぶんそこは模索しながら進めているのかなと僕は推測しているんですけど、ぱっと来たとしてもぱっと対応できるように、来てから考えるだと遅くなると思うので、来る前からいろんな、この自治体の計画を考えようということで今、進めていますから、そういった意味では6アンプルが5になったからといって、何か計画が大きく変わるというよりも、そもそも来るのかという前提で計画を作っているので、ちょっと計画もがっちりしたものはなかなか作りにくい中での計画にはなるとは思いますが、来ること前提に進めていきたいと思います。 毎日放送:ありがとうございます。 司会:ほかのご質問、ございますか。
時短要請を完全解除するためには?
読売新聞:読売新聞の太田です。発表項目ではないんですけども、時短要請に関して知事のお考えをお伺いしたいんですが、知事として、おそらくこのあと緊急事態宣言解除になって、おそらく大阪はまん延防止等重点措置の対象地域にはなると思うんですけども、時短要請を完全に解除するためには、やはり緊急事態宣言が解除されて、まん延防止等重点措置の指定地域じゃなくなった段階で、完全解除という流れになるんでしょうか。 吉村:感染状況を見ながら判断せざるを得ないのかなというふうに思っています。感染状況の予測というのはやっぱり申し上げているとおり、誰も予測できないので、いつ波が来るかもなかなか予測もできないです。そういった意味では、感染状況を見ながら適切に判断せざるを得ないのかなというふうに思います。じゃあ分からなかったらずっとかけ続けろというのもものすごく乱暴な話だし、それは商売をしている人からすればね。日々の感染者数とかというのは、もうこうやって、これだけ民主主義が発達した世の中で、こうやって皆さんもいらっしゃって、日々公開もされるわけで、行動変容って別に政治家が掛け声掛けて、みんなそのとおりにいくような社会じゃないですから、われわれは北朝鮮のような国ではないのでね。 そういった意味では、皆さん、適切な情報を持って、それぞれの判断で行動される社会でもあると思うから、政治家の掛け声1つで決まるものでもない。そこはきちんとコミュニケーションしながら進めていくべきじゃないかというのは、情報はちゃんと出しながらね。というのが考え方なので、本当にそこは感染の状況に応じて、少なくなってくれば徐々に解除しながら、感染症に強い社会をつくりながら、みんなが生活できる仕組みというのを模索すると。でもそこで、やってても変異株が来てどーんとなるかも分からないし、僕はちょっと警戒している3月中旬、下旬、4月の頭の人が移動する時期にぼーんと来るかも分からない。そうなったらまた適切な感染対策をお願いするということにはなろうかというふうに思います。