ヤクルト・石川雅規、荒木大輔氏のユーチューブ公開収録にスペシャルゲストで参加 来季の目標は「それはもう14勝」
ヤクルト・石川雅規投手(44)が20日、東京・渋谷区の「ばぐちか」で行われた荒木大輔氏(サンケイスポーツ専属評論家)のユーチューブ「荒木大輔チャンネル」の公開収録に、スペシャルゲストとして参加。荒木氏は2008年から13年までヤクルトの1軍投手コーチを務めていたということもあり、当時の裏話などを披露し、集まった約70人の観客を盛り上げた。 23年目のシーズンとなった今季は、自己ワーストの1勝。悔しい1年となった。通算186勝を挙げている左腕。来季の目標を荒木氏に問われると、「それはもう14勝。目標は高く持たないといけない」と強く意気込み、観客を沸かせた。 秋田商高在学中の3年時に夏の甲子園に出場。当時を振り返り、「生まれて初めて夢がかなったと思った。うれし泣きしたのは(甲子園を決めたときが)初めてだったかもしれない」と語った。 今季限りで現役を引退した和田毅氏は1学年下の後輩。和田が島根・浜田高2年時に夏の甲子園1回戦で対戦経験のある石川は、「130キロが145キロくらいに感じる。高校で対戦した(投手の)中で一番速かった」と懐かしんだ。 長年、ともにヤクルトのユニホームを着て戦った青木宣親氏(42)が今季限りで現役を引退。10月2日の引退試合(対広島、神宮)では七回途中から登板し、戦友の花道を彩った。「ブルペンで(青木の姿を)見ていたら泣きそうというか、本当に最後なんだという思いがあった」と当時の胸の内を明かした。