小池都知事が記者会見11月20日(全文1)「6つのこ」実行していただきたい
令和3年から10カ年で整備
この素案でありますけれども、大丸有地区、そして渋谷駅の周辺など、個性的で魅力的な街づくりがもうすでに進んでいるエリアがありますが、それらを中心にして日比谷通りであるとか明治通りなどの19路線で27カ所、キロ数にすれば約18キロ、これを対象に令和3年から10カ年で整備を行うということにいたしております。 今日から12月の19日まで事業計画の素案に対してのパブコメを実施。そして皆さんからいただいたご意見も参考にしながら年度内に事業計画を取りまとめるという予定にしております。素案ですけれども、都のホームページからダウンロードできます。ぜひ皆さんのご意見をお寄せいただければというふうに考えております。 最後、環境に関してのお知らせであります。太陽光、そして風力など自然の電気の利用を促進するということで、「みんなでいっしょに自然の電気」というプロジェクトがございます。略しまして「みい電」。「みんなでいっしょに」ということで「みい電」。こちらの第3回のキャンペーンについて参加登録をスタートしますので、そのお知らせであります。この「みい電」でありますけれども、キャンペーンでは、ゼロエミッション東京の実現に向けました取り組みの1つでありまして、自然の電気を利用したいご家庭、商店街を募りまして、オークションで最も安く自然の電気を販売する電力会社を選定して、お得な電気代で利用できるようにするというものであります。 前回、第2回のキャンペーンを行っていますけれども、その際は、自然の電気30%というメニューがあるのですが、この際、100%メニューというものも用意しております。全部自然でできている電気を買い取るというもので、5つの都、県、市で実施をいたしたものであります。そして約900世帯が自然の電気に切り替える見込みになっておりまして、このうち100%メニュー、自然エネルギー100%のメニューでは平均4%の電気代の削減が実現して、約3割の方が選択をされたという、もうすでに実績がございます。第3回のキャンペーンでありますけれども、この第2回のキャンペーンと同様のメニューを用意しておりまして、九都県市にも連携を拡大してキャンペーンの展開をする。それによって家庭などでの再生可能エネルギーの利用をするというムーブメントを首都圏全体に拡大をしていきたいということであります。