人気急上昇!? J2観客数アップ率ランキング1~10位。1位はブラウブリッツ秋田! 前季の約1.3倍
あとは成績だけ?
2位:レノファ山口FC 本拠地:維新みらいふスタジアム 収容可能人数:1万5115人 2023シーズン1試合平均:4407人 2024シーズン1試合平均:5364人 前年比:121.72% 維新みらいふスタジアムを本拠地とするレノファ山口FCは、2023シーズンの1試合平均観客数が4407人で、今シーズンは5364人となっている。前年比121.72%はJ2リーグで2位の上昇率だ。 2023シーズンのJ2リーグで20位だった山口は、観客動員でも苦戦した。1試合平均6000人を目標に掲げたものの、この数字を超えたのは2試合のみで、1試合平均4407人という散々な結果に終わった。 今シーズンは「総力10,000人プロジェクト」と題して、年間4試合で1万人の入場者数を目指すイベントを実施。ブラウブリッツ秋田と対戦した開幕戦で8906人の観客が入る好スタートを切った。第25節の大分トリニータ戦で1万893人の観客が入り、ついに今シーズン初の1万人超えを達成し、平均を引き上げた。 目標に掲げた年間4試合の1万人超えを達成できるか今後も注目していきたいところだが、順位でも観客数でも昨シーズンをはるかに上回っていることはポジティブなことだ。これからJ1リーグ昇格争いに絡むことができれば、目標達成もあり得る。ファンの期待は高まっているだろう。
前年最下位から驚異の上昇!
1位:ブラウブリッツ秋田 本拠地:ソユースタジアム 収容可能人数:1万8560人 2023シーズン1試合平均:3139人 2024シーズン1試合平均:4007人 前年比:127.65% 2024シーズンの明治安田J2リーグで、前年比の観客数が最も増加しているのはブラウブリッツ秋田だ。昨シーズンの1試合平均観客数が3139人で、今シーズンは4007人となっており、前年比127.65%となっている。 今シーズンの秋田は、ホーム開幕戦となった第4節のベガルタ仙台戦で6256人の観客が入って好スタートを切った。その後も順調に観客を集めており、第12節の横浜FC戦と第14節のヴァンフォーレ甲府戦では4000人を超えた。 最近はさらに多くの観客がソユースタジアムを訪れており、第21節の清水エスパルス戦で6012人、第22節のモンテディオ山形戦は今シーズン最多の6598人が入った。山形は2023シーズンも最多観客動員を記録した相手だが、そのときは5193人の観客数であり、これを大幅に上回ったことになる。また、清水戦で6000人を超えたことも意義深い。秋田は東北勢との対戦で観客数を伸ばすことが多いが、地理的に離れたクラブとの試合ではスタジアムに空席が目立つ。それだけに清水戦で6000人を超えたのは大きな成果だと言えそうだ。 昨シーズンの1試合平均3139人という観客数はJ2リーグワーストの不名誉な数字だったが、今シーズンの平均4007人という数字は全体の17位で、最下位を抜け出している。
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