第1子妊娠中の“モテクリエイター”ゆうこす。出産後は、にぎやかな自宅で「チーム育児」を計画中。母になる今、 “モテ“の概念を語る
きょうだいや友人を巻き込んでのチーム育児を計画。わが子に“のろい”をかけることなく育てたい
――産後はどのような体制で子育てをしていく予定ですか? ケア施設の利用や、家族のサポートなど考えていることがあれば教えてください。 ゆうこす きょうだいやマネージャー、友人など、まわりの人たちとチームを組んで、みんなで子育てをしていきたいと思っています。私には弟と妹がいるのですが、年子の弟は、去年から私の会社に入っていろいろとサポートしてくれています。大学生の妹は、わが家の“家事代行サービス”のアルバイトとして、家事やワンちゃんのお世話をしてくれているんです。それに、私のマネージャーは元同級生で、12~13年くらいの仲。徒歩1分もかからない隣のマンションに住んでいます。そんな感じなので、子どもが生まれてからもみんなで支え合えたらと思っています。 わが家は、東京に遊びに来たいとこだったり、翌朝からキャンプに行く夫の友人など、常にだれかが泊まりにきているような家なんです。産後はもっとみんなが泊まれるように、敷布団を何枚も買っておこうかなとか、家の中をどれだけ充実させようかなどと考えています。みんなで沐浴の練習をするのもいいですね。 私は仕事が好きなので、子育てのことも、システムを設計するように考えてしまうんです。たとえば、同じ時期に子どもを産む友人とも協力して子守り担当のシフトを組んだり、AIのカメラなどを導入して子どもを守るしくみを作ったりと、いい意味で楽をしながら育児をしたいなと思っています。 子どもが生まれたときや七五三の記念写真も、家族写真のほかに、友人たちも一緒に入った写真も撮ろうと計画しているんです。そんな感じで、チームを組んでみんなで子育てしようと思っています。 ――お子さんには、どんなふうに育って欲しいですか? ゆうこす 「こういうふうに育ってほしい」「親の夢を継いでほしい」みたいなことはまったく無くて、親子ともに健康で、笑顔で過ごせたらいいと思っています。子どもの世界を横に一緒に並んで、見届けられたらなと思っているので、そのためには子どもだけでなく、親も健康でいないと!ですね。 夫とはいつも2人で「子どもに“のろい”をかけたくないよね」と話しているんです。たとえば私がネットで「将来は芸能の道に進んで欲しい」とか「いつも明るくて元気な子に育って欲しい」とか言ってしまうと、ささいなことでも「お母さんは私にこういうふうに期待しているのに…」と子どもに思わせるきっかけになるかもしれない。私だったら、そんなの嫌だな、と思うんです。 SNS世代だからこそ、気をつけなければいけないことってたくさんあると思っていて、親が自分のいいところだけ写真を撮ってSNSにあげたりすることでも「いい子でいなきゃ」とのろいをかけることにつながるんじゃないかなと思っています。わが子にのろいをかけることのないように、夫と話し合いながら慎重に、育て方を考えていきたいです。