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　豚の脂身を煮てスープに溶け込ませる「背脂ラーメン」。ほかにも、さらにコクをプラスするため丼の上から背脂を振りかける「背脂チャッチャ系ラーメン」があります。新潟県や京都府などでも背脂ラーメンは親しまれていますが、東京都のご当地ラーメンの一つとしても人気で、好んで食べるという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「東京の背脂ラーメンの名店」というテーマについて考えてみましょう。 【画像：「東京の背脂ラーメンの名店」5選を見る】 　東京で背脂チャッチャ系を生み出したと言われるのが、千駄ヶ谷にある1960年創業の「ホープ軒」です。同店は、豚骨ベースのスープに背脂がたっぷりのった「ラーメン」が定番メニュー。見た目はこってりしていますが実はあっさりした味が特徴で、テーブルに置いてあるネギが入れ放題なのもうれしいポイントです。 　背脂ラーメンの老舗として有名なのが、浅草にある1973年創業の「らーめん弁慶」。たっぷりの背脂を振りかけることを「ギタギタ」と呼びますが、同店から始まったといわれているそうです。ホープ軒から独立する形で屋台からスタートしたお店で、甘みとコクを感じるあっさりした味わいが特徴です。 　このほかにも、背脂の量が最強ともいわれる五反田の「平大周 味庵」、長年学生たちから愛されている駒場東大前の「山手ラーメン」、背脂の量が選べる秋葉原の「ごっつ 秋葉原店」など、東京には多くの背脂ラーメンの名店があります。あなたが一番好きなお店はどこですか？