愛知県・大村知事が臨時会見(全文3完)経済も大事だが、命を守るのが大前提
営業時短要請にご理解を
そして先ほど申し上げましたように、こういう、飲食店事業者の皆さまにご協力をお願いするわけでありますが、一方で現段階の感染状況を見れば、毎日毎日、もう今、1日200人平均で、そしてその水準がじわじわとまだ上がってる、下がっていない状況です。でもって病院への入院患者数が487人という過去最多を記録しているという状況です。そういう状況を踏まえていただいて、ぜひご協力をお願いしたいというふうに思っております。 ちなみに施設入所ももう、ホテルの入所も277人で、多くの健康プラザはほぼいっぱい。今日62人だったですかね。東三河の豊川のグランドホテルも開設したら、もう30人入っておりますので、もうどんどん、やはり利用者の方が増えてきているということであります。そういう状況を見て、そして年末年始を控えれば、私は、大変申し訳ありませんが、この際は県民、そしてまた事業者の皆さまには何とぞ、この感染防止対策を徹底していただくという一環の中で、この営業時間の短縮といったことをぜひご理解をいただきたい、お願いを申し上げたいと思っております。
緊急事態宣言も近いうちに検討する考えか
記者1:入院者数の状況に関してなんですけれども、県のコロナ対策の指標では1週間の入院者の平均が【150人 00:59:29】を超えると【*****00:59:30】しております。あした感染症対策本部員会議を開かれたりしますけれども、またちょっと、例えば緊急事態宣言といったことも近いうちに検討されるお考えでいいのでしょうか。 大村:そうならないことを願っておりますけれども、やはりその点は念頭に置いてやっていかざるを得ないのではないかと思います。入院者と重症者の数が、やはり医療の提供体制のいわゆるキャパシティーということでありますから、そこはやはり十二分に見ていかなければならないのではないかと思います。ただ一方で陽性率が、検査件数がぐっと今増えておりますから、もう3000件いってるんだな、今ね。 男性:3000弱。 大村:弱か。ですからそういう意味からいきますと、陽性率が、ですから10%はいってないんですね、今ね。毎日資料をお示ししておりますが。なので、そういったことも含めて、やはり総合的に検討し、判断をしていくということになると思いますが、当然、最悪の場合はやはり緊急事態宣言、レッドゾーンというのは念頭に置いて検討していかざるを得ないのではないかと思います。ただ現段階は、まだそこまでは至っていないということだと思います。はい、どうぞ。