週末に山岳遭難7件 滑落など… 5人が重傷 東京の男性(47)はすねの骨折る【長野】
この週末に長野県内では山岳遭難が相次ぎました。8日北アルプス奥穂高岳で東京都の男性(47)が滑落し、すねの骨を折るなどの重傷を負いました。 警察によりますと8日午前6時半すぎ、北アルプス奥穂高岳ザイテングラード付近で通りがかりの登山者から「遭難者がいる」と110番通報がありました。 滑落したのは東京都の男性(47)で、単独で登山をしていました。通報からおよそ3時間後に県警のヘリコプターが救助し、松本市内の病院へ搬送しました。 男性はすねの骨を折るなどの大けがをしたということです。 警察によりますと週末の2日間で山岳遭難が7件あり、このうち5件が重傷で救助されています。警察は自分のレベルに合った山を選んでほしいと呼び掛けています。