新潟県の雨と雪の予想 寒気や気圧の谷の影響で大気の状態が非常に不安定に 3日から4日にかけて平地でも雪の見込み【3時間ごとの雨雪シミュレーション・2日午後9時更新】
気圧の谷や寒気の影響で、新潟県内は大気の状態が非常に不安定となる見込みです。新潟地方気象台は、県内では3日昼前から夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。 【画像を見る】3日(金)~7日(火)の雨と雪のシミュレーション(3時間ごと) 気象台によりますと3日は、日本付近は冬型の気圧配置となり、北陸地方に気圧の谷が停滞する見込みだということです。また、北陸地方の上空およそ5500メートルには氷点下30度以下の寒気が流れ込む見込みで、新潟県内は大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達するとしています。 新潟県では3日昼前から夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。また、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めるほか、ひょうが降る恐れもあるため、農作物の管理にも注意するようにしてください。 ■雪の予想 ▼2日午後6時~3日午前6時までの12時間予想降雪量(多い所) 上越・中越の山沿い 25センチ 下越の山沿い 20センチ 上越・中越の平野 15センチ 下越の平野 10センチ 上越・中越・下越の海岸 5センチ 佐渡 5センチ ▼3日午前6時~午後6時までの12時間予想降雪量(多いところ) 中越・下越の山沿い 20センチ 中越の平野 20センチ 上越の山沿い 15センチ 下越の平野 15センチ 上越の平野・佐渡 10センチ 上越・中越・下越の海岸 5センチ 今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、このあと次第に平地でも雪となるエリアが広がり、3日は雪が降ったりやんだりするところが多くなる見込みです。4日にかけても雪が続くところがあります。最新の交通情報や道路状況を確認してお過ごしください。
新潟放送