ネット広告で獲得したいのは新規顧客ではない! “リピート顧客になり得る見込み客”だ! 「逆算のマーケティング」で効率的・効果的な広告戦略を実現しよう
そうか! 理想とするお客さまが集まりやすい条件を探すのか!
「結果的にLTVの高いお客さま」が最初に購入した商品、利用のきっかけになったキャンペーン、そのキャンペーンに誘導した広告、リピートしてくれている商品などの傾向を分析できると良いよね。あとは、顧客属性の共通点もあれば尚良いね。
じゃあ、強めのキャンペーンが「結果的にLTVが高いお客さま」につながってない可能性も……。
大いにあり得るわけだよ(笑)
「発信力が高いお客さま」も獲得したいお客さま
「新規顧客として獲得したいお客さま」として、「LTV(顧客生涯価値)が高い」「サービスの利用継続年数が長い」「トータルでの利用金額が高い」「トータルでの利用回数が多い」――こんなお客さまを定義したよね。 この他にも「新規顧客として獲得したいお客さま」の定義を加えたい。従来だと「LTVが高い」が基本なのだけれども、現代的な観点というか――ネッタヌ君、イメージつく?
なんだろう? ポジティブなレビューを書いてくれるとか?
とっても良い線いってる。「新規顧客として獲得したいお客さま」として、「発信力が強いお客さま」っていう定義も加えられると思うんだ。
たしかに、利用頻度はそこまで高くないけれど、SNSでの発信とかポジティブなレビューでECサイトに寄与してくれるお客さまは「新規顧客として獲得したいお客さま」になるかもしれない。
商品だけではなくブランドの考え方にも共感してくれて、SNSやブログで情報を拡散してくれる、また実際の利用シーンなど第三者的なレビューをきちんと書いてくれる、こんなお客さまに囲まれるかどうかが、現代のECマーケティングのポイントとも言えるよね。広告戦略の過程で、ここまで考えられたらベターだね。
広告戦略って、単に新規顧客獲得と売上アップだけじゃないんだぁ。
もちろん新規顧客獲得と売上アップも目的なんだけれども、どうせお金を使うんだったら、より効率的・効果的に、副次的な効果も狙って戦略を組み立てたいよね。