ここぞというところでBダッシュ! 令和のエキサイトバイクがカワサキニンジャに仲間入り!!
今回は遠くへは行かず、バッテリー切れする前の30~40km程度の走行時に返却しましたが、加速を繰り返してもバッテリー残量に不安を感じることはありませんでした。まもなくゴールと分かれば、最後はeブーストを多用し、余った電力をついつい使いたくなるのはなぜでしょうか。筆者だけでしょうか? 今後、電動車が増えると「EVあるある」となるのかもしれませんね。
シームレスに速度を上げていく
トランスミッションはなく、右手のグリップをひねればシームレスに力強く加速し、電動ならではのダッシュ力で混雑した都会の道を軽快に駆け抜けることができます。クラッチなど駆動系でのロスがなく、ダイレクト感がありレスポンスが鋭い。
また、電動では珍しくありませんが、リバース機能もあり、慣れれば取り回し時に重宝しそうです。車体を押し引きしたい時は、まず「WALK MODE」にします。スロットルを開けると約5km/hで前進し、逆側に回すと約3km/hで後退します。
コネクターに互換性あればもっと嬉しい
充電は車体に2つのリチウムイオンバッテリーを搭載したまま、リヤシートを外して姿をあらわすプラグインチャージャー(別途購入)に充電器のコネクターを挿し込んで家庭用100V電源でできます。 バッテリーを単体で立てた状態で、室内で充電可能なチャージングドックや家庭用電源から充電可能な専用チャージャーは別売。バッテリー1個あたりの充電時間はゼロから満充電までが約3.7時間、2個で約7.4時間となります。
バッテリーを車体から取り外してから充電することもできますが、同行した女優でバイク女子の小野木里奈さんに持ってもらうと「重たい」とのこと。バッテリーは1つで11.5kgの重量があり、持ち運ぶには少しの気合と腕力が求められそうです。 バッテリーを立てた状態で並列に2つ積み、その上はストレージボックスとして機能するのはありがたいところ。レインウェアなどを入れておけそうです。ちなみに充電コネクターは、四輪で用いられることの多いJ1772やCHAdeMOとの互換性はありません。