ここぞというところでBダッシュ! 令和のエキサイトバイクがカワサキニンジャに仲間入り!!
ファミマのロゴ入りなのはなぜ?
2024年7月に開催された鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会の自社ブース内にニンジャe-1などを展示。ファミリーマートが環境への取り組みへの協賛の証として同社のロゴを掲出しました。
今回乗ったニンジャe-1もファミリーマートのロゴ入りです。車体のサイズ感はニンジャ250と同じくらいで、原二クラスといえども前後17インチの足回りを持つフルサイズ。それでいながら車両重量は140kgでしかありません。
シート高は785mmで、ニンジャ250より10mm低く、身長175cm/体重66kgの筆者の場合、足つき性も良好に感じます。取り回しが軽いのは、スペック表を見て納得。ニンジャ250(166kg)より24kgも重量を抑えているのです。
どんだけ走るんだ!?
既存のガソリンエンジンに乗るライダーからすると、航続距離が気になります。リチウムイオンバッテリー2個を燃料タンクからエンジンの位置にかけて搭載し、1回のフル充電で走行距離は55km(ROAD)とカタログ値で公表されています。
走行モードをROADとECOに切り替えることができ、ECOに設定しておくと、残走行距離が表示されるメーターディスプレイでは満充電時の頃はRANGE60km以上を示したままで、さらに増えていくこともあるから驚きです。 なかなかバッテリーが減らないなと感じたので、気にせずROADを選びます。幹線道路をクルマの流れとともに、余裕をもって走るならECOではなくROADを選択しなければなりません。 そして、ここぞというときは冒頭で報告したハンドル右にあるボタン「E-BOOST(eブースト)機能」に頼ることになります。eブースト作動中はメーター中央のバーグラフが青くなり作動中であることを知らせてくれます。追い越しや登坂で上手に活用するのもまた、楽しみの一つになるかもしれません。 バーグラフ式のバッテリー残量メーターは目盛りが5つほどあり、10~15kmで1つ減るという印象です。カタログ値のとおり、50km以上は走行できるのではないでしょうか。