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死者少ない要因は 専門家会議が会見(全文3)非常に見えにくいウイルス

配信

THE PAGE

 新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議は29日夜、記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「日本はなぜ死亡者数が少ないか」専門家会議が挙げたいくつかの要因(2020年5月29日)」の中継開始時間に対応しております。 【動画】「日本はなぜ死亡者数が少ないか」専門家会議が挙げたいくつかの要因      ◇     ◇

国内由来の第3波といえるのか

テレビ朝日:ありがとうございました。では幹事社のテレビ朝日から1点、お伺いします。先ほど尾身先生がおっしゃったように、すでに今日も東京都の新規の感染者数が22人と、また一部で感染者数が増えてきていますが、これは中国由来、欧米由来に続いて国内由来の第3波だといえるのか、それとも第2波の余韻なのかというのは、これについてはどのように判断をしていくのでしょうか。その判断基準について、もし議論が出ていれば教えてください。 押谷:こういう形で、このウイルスって非常に見えにくいウイルスだっていうことは最初から分かっていて、どうしても見えない感染連鎖というのがあるので、そういうものがどこかで続いている。これまでもそういう、いったん地域で収まって、収まるというか見えなくなって、それが突然見えてくるっていうことは繰り返されてきているので、こういうことが起こるということはむしろ想定内のことで、こういうのをいかに早期に検知して、それを早期に抑え込んでいくかと、そういう体制をつくることが大事なんだと思います。 テレビ朝日:ありがとうございます。では会場内で、まず押谷先生にご質問のある方から。はい。

クラスター対策はどこまで効果があるのか

東京新聞:すいません、東京新聞の井上と申します。市中感染が起きて追跡ができないものが増えてきた場合に、保健所のマンパワーとの兼ね合いなんかで、いわゆるクラスター対策っていうのがどこまで効果があるかっていう声もあるんですけど、その辺りはどういうふうに考えますでしょうか。 押谷:クラスター対策っていう言葉がちょっといろいろと独り歩きしているところがあって、われわれはクラスターをつぶすことをしているんじゃないかっていうふうに誤解される、だけをしているように誤解されている部分があるんですけれども、そうではなくてクラスターを、先ほど尾身先生が説明したような形で、さかのぼり調査をすることによって感染源を見つけることによってクラスターを見つける。それによってクラスターの周りの感染者をできるだけ起きないようにする。クラスターの周りにさらにクラスターが起きる、クラスターが続いていくというようなことが起きないようにする。これは1つの、クラスターつぶしという言葉が適切かどうかは分かりませんけれども、クラスター対策なんですね。  それだけではなくて、クラスターを見つけること、たくさん見つけることによって、日本では非常にたくさんのクラスターが見つかってきています。諸外国に比べて非常にたくさんのクラスターが見つかってきている。それによって、先ほど尾身先生が説明されたように、クラスターに共通する特徴を見つけることができた。それが3密で、まず最初に見つけられたのが3密っていう環境で、それにプラスアルファとかってわれわれは呼んだりしてますけれども、声を出すとか歌を歌うと、そういうことも。あとは、必ずしも多くの人がいなくても、1人対不特定多数の人が接触するような環境があるとクラスターが起こりうる。  そういうことが分かってきたことによって、皆さんにそういう環境をなるべく避けてくださいという、そういうメッセージを効果的に送ることができた。だから3密っていう言葉も今は子供でもよく知っていると思うんですけれども、そういうことができたと。これは諸外国ではほとんどできていません。そのことによって未然にクラスターが発生することを防ぐ、そういうことが比較的、日本は効果的にできる体制ができた。

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