名車「ゴルフⅡ」(1990年式)に乗るため、どんな整備を行ったのか
ゴルフⅡはダッシュボードの上面が高い位置にあるため、ナビを正面ぎみの位置に取り付けると視界が遮られてしまうので、一段低い助手席側に近い場所に設置した。目的地に近くなったときには視線移動が少ない場所にあるスマホのGoogleマップを立ち上げればいいので、普段使いには問題なさそうだ。 ■車体を含め、全部でいくらかかった? そんなこんなで、やって来ました! 待望の納車日。この日は若いカップルが購入した多摩ナンバーのCiが最初に“納車式”に臨んだ。クルマは紺ボディに左ハン、三角窓付きの初期型モデルで、小林則夫工場長から丁寧なインストラクションを受けたのち(古いクルマなので、とにかく丁寧に扱うこと! というのがメインのようだ)、その場にいるスタッフとともに全員がクルマの周りを囲んで記念撮影。カメラマンは中西メカの担当だ。
それが終わってから、ついに我がGLiの記念撮影に。田中代表や整備を担当してくれた小磯メカなどがそろう。和気あいあいの雰囲気は最高だ。長男と共に乗って来たW124との記念撮影も行った。1980年代後半から1990年代前半という同じ時期に登場したドイツの高級車と大衆車との対比が面白い。スピニングガレージ周辺は畑が広がる静かな農村地域なので、そこで初試乗。ブルブルとした乗り心地と走りの感覚は当時の雰囲気のままで、懐かしくてとてもいい。
契約書を見ると、車両本体価格168万9,262円、納車整備代40万8,738円、追加整備代37万6,640円などで、支払い総額は251万8,800円となっていた。
■ 原アキラ はらあきら 1983年、某通信社写真部に入社。カメラマン、デスクを経験後、デジタル部門で自動車を担当。週1本、年間50本の試乗記を約5年間執筆。現在フリーで各メディアに記事を発表中。試乗会、発表会に関わらず、自ら写真を撮影することを信条とする。
原アキラ