名車「ゴルフⅡ」(1990年式)に乗るため、どんな整備を行ったのか
1990年式GLiは前後4スピーカー仕様。この個体はリアスピーカーのみKICKER社(米国)製の「CSC46」に変更されていた。せっかくなので、フロントスピーカーも同じ会社のコアキシャルタイプ「CS350」を取り付けることにしたのだが、取り外したノーマルスピーカーはなんとドイツの「ISOPHON」(イソフォン)社製。34年間も音を鳴らし続けたのは同社の特徴である紙のユニットだ。背面には純正パーツであることを示すVWマークと「MADE IN TUNISIA」の文字がはっきりと読み取れて、当時の“舶来品”(死語?)らしさが感じられた。 車内の音源であるiPhoneのホルダーとして、オーディオの横にある空きスイッチ部分に「belkin」社製のマグネティックワイヤレス・カーチャージャー「BoostCharge」を加工して取り付けた。MagSafeによりワンタッチでQi充電や再生ができて便利だ。このスイッチ部には、リアのデフォッガの他にアンテナの伸縮ボタンがついている。「radiko」を使わずにラジオを聴くときには、このボタンを押せばボンネット左側からロッドアンテナがスルスルと伸びていって電波を受信する仕組みになっている。
ナビについては①スマホのGoogleマップ、②最近流行りのディスプレイオーディオ、③馴染みのポータブルナビという3つの選択肢があった。本命だったディスプレイイオーディオは、フローティングタイプで1DINサイズに対応するもの(ビッグDA、9インチで10万円前後)がアルパインから出ていて、厚木にある直営店まで行って確認してみたのだが、「ひょっとしたら取り付けられないことがあるかも」との返事をもらったのでヤメにすることに。結局、今までも使っていて画面操作などに慣れているパナソニックの7インチポータブルナビ「ゴリラCN-G1500VD」(約5万円)に決めた。あとになってパイオニアからも同様のものが出ていることに気がついたのだが、時すでに遅し。何かのタイミングで検討してみたい。